ユカタン半島のクレーター
チチュルブ・クレーター(別名チクシュルーブ・クレーター)はユカタン半島にあると言われているが、どこをどう見てもユカタン半島にクレーターなんて存在しない。
ユカタン半島にあると言われている根拠はユカタン半島の地下で重力異常などが検出されているからだ。

しかしカリブ・プレートによってユカタン半島の地下のプレートは南に移動している。
だから実際にチチュルブ・クレーターを作った隕石はもっと北の方に落ちた筈だ。

チチュルブ・クレーター
Google Mapの衛星写真で見ると、メキシコ湾にクレーターらしき跡が存在する。
海水に浸食されて見えにくくなっているが、このクレーターは上下に分裂している様に見える。
6550万年前までユカタン半島は北米大陸とくっついていたのだろう。その頃メキシコ湾は完全な陸地だった。

チチュルブ・クレーターに衝突した隕石が恐竜の大量絶滅を引き起こしたと言われているが、チチュルブ・クレーターは大量絶滅期よりも30万年くらい前にできている。
また、この程度のクレーターは地球上に山ほど存在するので大量絶滅を引き起こすほどではない。

実際に大量絶滅、K-T境界を引き起こしたのは6550万年前にカリブ・クレーターを作った小惑星だ。
ユカタン半島が今よりも北にあったのなら、カリブ・クレーターを作った小惑星も、もっと北側で衝突したと思われる。

チクシュルーブ・クレーター
メキシコ海底の亀裂は小惑星の衝突の衝撃で割れたものだろう。この断裂帯の延長線上に小惑星が衝突した。
かつて北米・中米・南米は全部が陸地で繋がっていた。恐ろしい話だが、小惑星が中米の上空を通過した衝撃波だけで中米の大陸地殻が吹き飛んでカリブ海ができた。
その後、南米の南下につられて北米も斜め右に傾斜し、フロリダが中米に近づいた。

カリブ・クレーターができた時の地下の海洋プレートは南下してガラパゴス諸島の辺りにあるが、小惑星衝突の衝撃による跡がクッキリとプレートに刻まれている。
クレーターの跡

恐竜を滅ぼし、カリブ・クレーターを作った小惑星は地球史上最大規模の大きさであり、もし地球の中心部に直撃していたら直径500kmを超えるクレータができていただろう。

約6550万年前、ほとんど同じ時期に二つの巨大な小惑星が衝突した事になる。
この偶然と、大量絶滅が周期的に起きている事実を説明するには、やはり2700万年周期で大量の隕石が地球に接近していると考えるのが妥当ではないか?