「案ずるより産むが易し」

この諺は人生において何度も実感する事が多い至言である。
多くの人が「案ずるより産むが易しだった」と感じることが多かったからこそ、今の時代にまで伝わってきた。
ではなぜ案ずるより産むが易いのだろうか?

例えばナンパの世界では、どんなブ男も100人に声をかければ一人くらいは上手くいくと言われている。
この場合のナンパ成功確率は1%だ。「100人中1人」というと100人に声をかけないと成功しないようなイメージを持ってしまうが、実際は違う。
確率1%であっても最初の一人目で成功する事もありえるのだ。

ナンパする人数が50人以内でも成功する確率は二分の一。大半の人間が想定の半分以下の労力で上手く行く計算・・・!
「100人をナンパしなくてはならない」のは、最悪の場合のみである。
99%の確率で、それよりももっと簡単に成功するわけだ。

我々は「100分の一の確率なら、100回やらなきゃ成功しない」と、常に最悪のケースを想定してしまっているから、実際は「案ずるより産むが易し」だったと感じてしまうのだ・・・!
現実は脳内で作り上げた「最悪のシナリオ」よりマシな筈である。
「悩む前に動け」と言う事だろうか・・・(しかし、動けないw)

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