マグニチュードは1上がると放出されるエネルギーは32倍増え、発生頻度が1/10になる。
日本ではM7クラスの地震なら毎年起きていて、M8だと10年に一度くらい。
M8を超えるとエネルギーが飽和するため発生頻度が下がるが、M9クラスの地震も数百年に一度起きている。
千年単位だとM9ではなくM10クラスの地震が発生する。
事実、西日本では2000年に一度の周期で超巨大地震が起きているそうだ。これはマグニチュード10規模の地震だろう。
東海でも1000年周期でM9以上の「超東海地震」が起きている。
21世紀になってから世界では既に3度もM9の地震が発生しているのです。M10規模の地震も間違いなく存在するでしょう。
M9クラスの地震が起きると近くで火山が噴火するらしい。当然マグニチュード10でも火山が噴火している筈。
富士山のフルパワー(過去の最大規模噴火)を1とした場合の、各火山のフルパワー比較
富士山 1
有珠山 3
樽前山 4
浅間山 4
九重山 5
燧ヶ岳 7
ピナツボ 10
桜島 12
箱根山 14 ※横浜まで火砕流に飲み込まれた
摩周湖 19
大雪山 20
十和田湖 56 ※青森県の大半を火砕流が焼き尽くす
霧島山 100
屈斜路湖 150
洞爺湖(有珠山の本体) 170
支笏湖(樽前山の本体) 225 ※火砕流が札幌を飲み込んで日本海に到達
姶良カルデラ(桜島の本体) 450
阿蘇山 600 ※火砕流が九州の4分の3と山口県を焼き尽くす
イエローストーン 2500
噴火の規模は地震の規模に比例するだろうから、M9で富士山クラスの噴火が起きるならM10だとその15~150倍くらいのパワーの破局噴火が起こっただろう。
過去にM10地震が起きた時には箱根山とか、あるいは朝鮮半島にある白頭山などが連動して噴火したのではないか?
白頭山の噴火は東アジアに長期に渡る飢饉を引き起こし、中国や日本が戦国時代に突入する原因になった。
更に数万年の一度の周期ではマグニチュード11の地震が起こり得る...!
M11だとM9の千倍のエネルギーになるが、富士山の千倍の噴火があるのだから千倍のエネルギーの地震もありえるだろう。
マグニチュード10の大地震が起きると日本が壊滅するが、M11なら人類が滅びるレベル。
だが恐らく今から7万年前に人類を滅亡寸前に追いやったトバ・カタストロフが起きた時にマグニチュード11の地震も同時に発生していたのではないか?
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