3.11に三陸沖で大地震が起きたから「富士山が噴火するんじゃないか?」と心配していたが、何か違う気がする。
巨大地震はホットプルーム(マグマ)が上昇して地殻が圧迫される事によって引き起こされる。
だから火山を中心とした円周部分に位置する断層が動きやすいはずだ。

富士山の噴火エネルギーは大した規模じゃない。富士山が三陸沖の断層を動かせるとは思えない。
東日本大震災は富士山ではなく「別の火山」によって誘発された地震ではないか?
千年に一度の大地震を発生させ、三陸沖の断層に影響を与えそうな火山と言えば白頭山以外に考えられない。

日本海をはさんで10世紀に相次いで起こった二つの大噴火 --十和田湖と白頭山--
白頭山

白頭山は世界最大級の活火山であり、噴火規模は富士山の220倍。千年に一度あるかないかのマグニチュード10相当のエネルギーを持った火山だ。

千年周期の巨大地震 時代背景をふりかえる

863年貞観五年 越中・越後方面に大地震があり、直江津沖の小島が海に没す
864年 富士山噴火 青木ケ原溶岩流
868年 神戸方面に大地震
869年貞観十一年 大地震 巨大津波(仙台平野深くまで、広く浸水
871年 鳥海山噴火
878年元慶二年 関東諸国に直下型の大震災、「公私の屋舎、全きものなく・・・」
880年元慶四年 出雲に大地震
881年 京都に大地震
887年 平安の南海大地震 巨大津波
888年 八ヶ岳 山崩れ洪水 松原湖形成 死者多数
890年 京都に地震
915年 十和田湖の大噴火(過去2千年で、日本最大の大噴火)

この十和田湖の噴火(富士山の6.5倍の規模)のすぐ後に白頭山も大噴火を起こしている。
三陸沖地震から噴火まで40~50年くらい経っているが、一連の地震は全て白頭山の噴火エネルギーが引き起こしていると考えて良いだろう。
M9クラスの地震なら数日~数年後に噴火が起きるが、M10クラスだと地震の後もマグマが上昇を続けて噴火まで数十年のタイムラグが生じるのでしょう。

恐らく十和田湖と白頭山の地下には直径1000Kmくらいの巨大なホットプルームが存在し、それが千年周期で上昇している。
地下のプルームが繋がっているから十和田湖と白頭山は同時期に最強クラスの噴火を起こすのでは?
プルームの上昇によって地殻に圧力が加わる為に巨大地震が多発する。
最終的に白頭山が噴火してマグマの圧力が「ガス抜き」されるまで地震は止まらない。

東日本大震災は始まりに過ぎない。白頭山が噴火するまでの数十年間、日本は地震の活動期に入り、マグニチュード10相当のエネルギーが数十年かけて解放される。
その間に富士山も噴火し、別の巨大地震も起きるだろう。M9クラスの地震が連発してもおかしくない。日本海側にも大地震が起きる。

朝鮮と東北地方が長い間貧しかったのは白頭山噴火による被害と無関係ではない。
白頭山の噴火は過去に東アジア全体に飢饉と戦乱をもたらした。
現代の中国で食糧不足が起きれば戦争になるかも知れない。平和な時代が終わりを告げようとしている...!