反出生主義者が「やってはいけない事」について考えてみました!
ショーペンハウアー

過度なネガティブ思考

反出生主義者は実際、うつ病が多いw 人生を人一倍「辛い」と感じる鬱病の人は反出生主義になり易い。しかし反出生主義の動機が「うつ病」では健常者の支持は得られません。
うつ病でなくても反出生主義になっていなければ本物とは言えない。反出生主義だからと言って人生の喜びまで否定し、鬱々としている必要はない。

自主的な人類絶滅運動(VHEMT)』のサイトもユーモアに溢れている。生まれてきてしまった人間は幸せになった方が良いのだから、反出生主義者も「面白き事もなき世を面白く」生きるよう努力すべきだ。

自堕落な生活を送りながら音楽と犬に生きがいを見出したショーペンハウアーこそ理想的な反出生主義者です。

自殺

自殺は個人的な悩みの解決にはなっても反出生主義的な行為であるとは言えません。
反出生主義者が自殺した場合、反出生主義の勢力が後退するだけで地球人口は増え続けるでしょう。
むしろ反出生主義者は可能ならば永久に生きて人類最後の一人になるまで反出生主義を広めるべき。

中絶

「反出生主義」を理由に中絶してはいけない。それをやってしまったら我々はただの外道だ。
反出生主義は誰も苦しめないための思想。中絶は胎児に危害を与える行為であるから反出生主義を理由に中絶するのは許されない。
快楽を求めて性交し避妊に失敗したのであれば、それによって子供が生まれてきてしまう事も「人生の苦しみの一つ」として受け入れてはどうか?

ただし中絶そのものを否定しているわけではないので、他に理由があるなら中絶OK!

反知性主義

反出生主義は理性から生まれる。本能の対極にある思想だ。逆に理性や知性を軽んじる反知性主義がこの世に蔓延すると、反出生主義のメッセージは誰にも伝わらなくなってしまうでしょう。
反出生主義は反知性主義との闘いでもあるのです。

"明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。"

- マハトマ・ガンジー

民族差別

反出生主義者は人類皆兄弟であると考えます。トバ・カタストロフや僅か数千人の出アフリカから70億人超にまで繁殖した人類は遺伝子の多様性が乏しく、血が濃い。
事実として人類皆兄弟のようなものであり、自分の家系や民族が絶えたとしても殆ど同じ遺伝子が人類の中で残り続ける。

特定の民族が滅びてもその穴を他の人類が埋めてしまっては無意味です。「人類の平和的な絶滅」という理想を実現させるには、地の果てのジャングルの裸族までも分け隔てなく接し、文明化していく必要があります。

不必要な恋愛

うっかり恋愛してしまうと結婚し子供も作ってしまうかも知れないので、子孫を残したくないなら恋愛も避けた方が無難です。
ただ恋愛や性行為そのものを完全に禁じると個人の幸福を著しく損ねてしまう恐れがあるので、最小限の異性との接触はあっても構わないでしょう。
もし子供を作ってしまったとしても、反出生主義の活動を続けてトータルで人類を減らす事ができれば「成功」なのです。

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