大阪大学の筒井教授の研究によると利己的でお金に執着する人ほど不幸だったそうな。
昔の人は「お金は魔物」だと言っていたが、それは正しい。お金という魔物に心を囚われると人は不幸になるのです。
お金を得た時の脳の状態は麻薬をやっている時と同じらしい。だから麻薬と同様にお金で人生が狂う事もある。

お金が関係すると脳の中で利他的な感情を司る部分が働かなくなるそうだ。
報酬を与えれば与えるほど人は利己的にふるまうようになる。
良く「お金が絡むと友情が壊れる」と言うが、正にお金のせいで友情という純粋に利他的な感情が抑制される為だろう。

あんまりカネに執着しなくても済む社会の方が人は他人に優しくなれます。
所得格差が大きい地域ほど、他人への信頼感が低下し、健康状態が悪化するそうだし。
「他人への信頼度」は幸福感に関ってくる。所得格差で人間不信が高まるなら全体の富の量が同じでも幸福度は下がる筈。
経済至上主義的な社会は国民を不幸にする。「幸福な社会」を目指すならやはり格差は是正されるべきです(´・ω・`)

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