俺は長年、疑問に思い続けてきた。
「なぜ昼夜を問わず働きまくっている日本人より、休みまくっているヨーロッパ人の方が豊かなのか?」と。
その答えはもしかしたら金利にあるのではないか?

ヨーロッパ諸国には金利が年率7%超えている国がザラにある。金利だけで生活できてしまう人が大勢いるから働かなくても豊かなのだ。
日本はゼロ金利。どんな金持ちでも働き続けなければ資産が目減りする。
「働けど働けど我が暮らし楽にならざり」の日本人のワーキングプア的な生活は、ゼロ金利が元凶ではないか?
不況やデフレが深刻化したのもゼロ金利政策が始まってからだろう。

金利は経済の栄養源だ。年利3%くらいあれば確実に金回りがよくなって経済成長に結びつくし、デフレなどありえん。
長期金利の推移
ゼロ金利が取られているのは日本の1000兆円を越える借金の利息を減らすためである。
もし5%の金利になると利息の支払いだけで税収が吹っ飛ぶ。国の借金の為に国民に支払われる利息が制限されているのです。
この「構造」を修正しなければ日本人は豊かになれない。金利で豊かに生活しているヨーロッパのようになれない。
これを解決するには、もはやハイパーインフレしかないのかも分からんね。

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