東日本大震災が起きるまで日本では「マグニチュード9以上の地震は起きない」と言われていた。M9は想定外だったのです。
しかし外国では実際にM9規模の地震が何度も起きていたのに、世界中の地震と火山の一割が集中する日本でM9地震を想定しないのは不自然だった。地震学にも「安全神話」があったのです。

日本で過去に起きた地震の規模も過小に見積もられている節がある。貞観地震は「推定マグニチュード8.3」と評価されているが、実際は今回と同じM9規模だった筈だ。
貞観地震の後に起きた仁和地震(南海トラフ地震)も推定マグニチュードM8.6程度とされているが、貞観地震と比べても桁違いの被害の大きさから考えてマグニチュード9.1~9.3くらいあったはず。

他にも過去の地震で「M8.3」以上と評価されている地震は実際はM9規模の超巨大地震だった可能性が高い。
なぜこの様なズレが生じるのか?

日本では地震の規模を計るのにモーメントマグニチュード(Mw)ではなく気象庁マグニチュード(Mj)と言うガラパゴス規格が使われている。
気象庁マグニチュードだと巨大地震を計測できない。M8程度で頭打ちになってしまう。だから日本の地震学者は堂々と「マグニチュード9を超える地震は発生しない」と主張する事ができた。一種のトリックだ。

原発を建設するには地震学者が活断層を調べて許可を出す必要がある。地震学者は「原子力ムラ」とつながっていて御用学者も多い。
原発推進するために過去の地震などを意図的に過小評価してきたのではないか?

マグニチュード
海外ではマグニチュードではなくリヒター・スケールと言う呼称の方が一般的らしいが、リヒタースケールの説明図では大抵レベル10、つまりマグニチュード10まで想定されている。
外国の地震学者はマグニチュード10規模の地震は2500年に1度発生すると考えているようだ。
日本ではマグニチュード10なんて存在しないかの様に扱われている。M9を想定外とした様に・・・。
だが2000~3000年に一度くらいの周期でなら環太平洋のどこかでM10地震は実際に起こりえる。もちろん日本でも。

日本地震学会は「地震予知は不可能」と結論付けて地震予知の研究を止めようとしているようだが、これもおかしい。
予知できない地震と予知できる地震がある。「地震予知否定派」の東大ロバート・ゲラー教授でさえ「東海地震だけは予知可能」と言っている。

地震予知の研究は「大ナマズが暴れると地震が起きる」という言い伝えからナマズを調べて地震を予知しようとしているマヌケな地震学者もいる為に批判に晒されてきた。
しかし大ナマズとはクジラの事ではないかと言う説もある。
昔から大地震の前にクジラが陸に打ち上げられていたのだとしたら、その原因を調べれば予知につなげる事は可能だろう。
日本から地震がなくなる事はない。少しでも予知の可能性があるなら研究を続けるべきだ。

日本には地震学者が500人くらいいるそうだが、多分そのうちの半分くらいは御用学者だったりして何の役にも立ってない。
地震予知の研究を止めるよりまず御用学者を減らせよwww

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