北海道は千島列島の島弧と、サハリンまで続く小笠原諸島の隆起が重なって出来た島だが、その割には北海道全体が太平洋側に寄りすぎている感じがする。
何か違和感を感じる原因は襟裳岬が南東に伸びすぎているせいなんですよね。
襟裳岬は海岸段丘であり地震によって隆起した。北海道の陸地化には「第三の要因」として十勝沖の地震が関わっている。
四国の室戸岬も地震による隆起で南に伸びているが、一回の隆起量は数十cmから数mほど。
それに対して襟裳岬は一回で20メートルも隆起している。数百年に一度起きる十勝沖での巨大地震は途轍もないパワーを秘めているのでしょう。
驚くべき事に襟裳岬から北海道中央まで続く日高山脈は海岸段丘による隆起が積み重なって形成されたようだ。
まさに塵も積もれば山となる(`・ω・´)
島弧は海溝沿いに作られるので千島列島のラインより南側は昔は海だった。
地質が物語っている様に、北海道の半分くらいは十勝沖地震による付加体で陸地になったのだろう。
北海道も大きいが千島列島の先にあるカムチャッカ半島はもっと異常に隆起している。
カムチャッカ半島で巨大地震が起きると十勝沖まで連動するのではないか?
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