イエローストーン周辺の地形は、大きさといい形といいシバ・クレーターに酷似している。
本当はイエローストーンは巨大なクレーターなのではないか?
巨大隕石の衝突によって地殻に穴が空き、そこからマグマが噴出してイエローストーンの噴火を起こしていると考えれば合点がいく。
イエローストーンに衝突した巨大隕石が地球を貫通して反対側にシバ・クレーターを作ったのだろう。
サンアンドレアス断層やカリフォルニア湾もイエローストーンに落ちた小惑星が地下を通過した事によって地殻が断裂してできた。
場所や角度から考えてカリブ・クレーターも同じ小惑星の衝突痕であるのは間違いない。
しかしカリブ海とイエローストーンは場所がかなりズレている・・・。
この矛盾は解消するには、当時の大陸の配置を考慮しなくてはならないだろう。
白亜紀末には南極付近にゴンドワナ大陸が形成され、アフリカと南アメリカは繋がっていた。
北アメリカ大陸は現在ほど大きな陸地ではなく、ハワイ諸島の様に太平洋プレートの流れに沿って斜めに伸びた大きめの島だった。
東シベリアも現在より南東方向に伸びていてシベリア大陸と北アメリカ・南米ゴンドワナ大陸は太平洋をベルト状に、否、たすき状に繋がっていた。
当時は陸地が少なかったので海底の部分は繋がってても陸地が繋がっていたかまでは分からない。
イエローストーンは現在のカリブ海の辺りにあったが小惑星の衝突後、シベリアがインドの北上によって北向きに変形し、北アメリカもそれに引きずられて北上した。
太平洋プレートの進行方向が一時期北を向いていたのは東シベリアの北上に影響されたせいだろう。
【追記】
『学びなおすと地学はおもしろい』と言う本で知ったのですがインパクトテクトニクス(Impact Tectonics)という分野があって、カリブ海やイエローストーンがインパクトクレーターによって形成されたという説は既に存在するそうです。
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