岡田斗司夫さんの対談本『マジメな話」の中で社会学者の小室直樹氏が「日本の主権者は役人」だと言っていた。
司法・立法・行政の三権すべてを役人が握っていて、議員立法も実質的にできない。法律もみんな役人が作ってる、と。
日本は民主主義国家ではない。官僚主義国家なのです!
ではなぜ、我が国では多数派の一般市民が主権者になれないのでしょうか?
これもやはり小室氏の言葉を借りるなら、日本人がアノミー(無連帯)だからなのです。
個人個人の力はとても弱く、権力者に楯突くとホリエモンのように狙い撃ちにされて各個撃破されてしまう。
弱者が一致団結して強者に立ち向かわなければ権力構造は覆らないのだが、日本人はアノミーでお上に逆らうなと洗脳されているので、いつまで経っても民主主義が機能しないのです。
ピラミッド構造のてっぺんを削り取っていけば、やがてフラットで平等な社会ができあがる。
まずは、弱者が勝利するには連帯する必要があるという"共通認識"を持つ事から始めなくては。
一人一人の力は弱くとも皆で力を合わせれば、空も飛べるはず⊂二二二( ^ω^)二⊃
魔王MIYAVI
小室直樹先生の著書の中で日本人を支配するのは空気だと見ました。浮いた行動すればKY(空気読めない)と非難する風潮は戦時中の頃から変わらない。日本人は権力者にとっては扱い易い処か権力者と思想が同調している。今ワイドショーではカルロス・ゴーン氏を必死に叩いているけどその一方では安倍政権の不正は既に風化されつつある。これは権力側にとっても都合が良すぎると思う。