孤独が辛いのは本能以外の何者でもない。痛覚と同じだ。生物に痛覚があるのは痛みを感じる事で危険を回避しようとするようになり、結果的に生存率が上がるからでしょう?
孤独を辛いと感じるのも、孤独を回避した方が生存率が上がるから。進化によって人間は孤独を辛いと感じるようになった。
孤独はアルコール依存症や喫煙と同じくらい体に悪い。孤独が辛いのは心が弱いせいではなく、寒さや暑さと同じく物理的なダメージを受けていると考えた方が良い。

30年間一人で生き続けた小野田少尉が「人は一人では生きられない」と語った意味は大きい。
護送船団のように人間は群れていた方が生き残り易くなる。一人でいると犯罪に巻き込まれたり自身が犯罪者になる確率も高まる。
知り合いの数が多ければその分セックスできるチャンスも増えるが、人との関係を絶っていたら子孫を残せる可能性はゼロだ。

人間に孤独を避けようとする本能がある以上、いくらごまかしても孤独の辛さがなくなる事はない。
やはり孤独を抜け出す以外に解決方法はないのでは?

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