536 :名無しさん:2012/04/20

 オランダのホフステードっていう社会学者が出した統計結果を見ると、とても納得いくよ

「不確実性回避行動度とは、不確実なことを許容する割合を示す。
不確実性回避行動度の高い文化では、不確実なことはできるだけ排除されなければならないと考え、
奇抜なものや先の見えないものは危険であるとする傾向がある。
逆にこの指数の低い文化では、不確実であるということは当然なことであり、
奇抜なものや先の見えないものを好奇心の対象とする傾向がある。

■不確実性回避行動度
世界平均64。日本は92で、世界で第4位の高さである。米国は世界平均を下回る46という値である。
日本は不確実なもの、奇抜なものを危険として認識する傾向が世界の中でも非常に高い文化を持つ国である。
逆に米国は、これらのものに、非常に興味を示す文化を持つ国である。」

「男性度とは、文化の男らしさを表すものであり、男性度の高い文化では、モノ、カネ、力が重視され、
男性の自己主張が強く、仕事人間になりやすい傾向がある。この指数の低い文化では、
控えめにふるまい、人間関係を重視する傾向がある。

■男性度
世界平均50。日本は95と世界第1位。米国は62。
日本は、男性的社会であり、物質的な成功を社会的な成功とする価値観であり、
男性は自己主張が強く野心的でたくましいことが望まれる文化である。」
http://minoru-inoue.a.la9.jp/j-cal.pdf

 ちなみに男性度が低い国はスウェーデン・ノルウェー・デンマーク・オランダといった北欧諸国
 女性が男性のように社会に進出してるような国
 日本は政治家や役員・管理職になる女性の割合は低いね

日本人は男性ホルモンの分泌量がアジア人の中でも少ない方だと聞いたが、その割に突出した男社会になってると言うのは意外だね。
この調査での「男性度」とは拝金主義と事大主義の度合いを表しているだけで実際の「男らしさ」とは別なのかも知れないけどw

日本人の「不確実性回避行動度」が高いのは世界一不安を感じ易い民族だからと言う事で説明できるけど、同じ黄色人種の香港の数値が低かったり、楽観的なギリシャ人の方が日本人より不確実性回避度が高かったりするのは何でかな?

北欧とかの所得の平等度の高い国は「男性度」が低い。寛容でリベラルな国は男性度が低くなるんだろう。
日本は社会が硬直化してるのに誰も「NO」と言えなかったせいで益々男性度が上がってしまったのではないか?

明らかに恐怖を感じにくい国ほどリベラルな人間が多く、臆病な日本は保守化している。
「弱い犬ほど良く吠える」と言うようにビビりな人間ほど些細な事でキレやすく、国家に頼って国家主義的になる。
心の弱さを隠すために強がってみせ、弱い者いじめをしたりする。
石原慎太郎なんて本当はメッチャ小心者だろw このジジイの売名と度胸試しのせいで戦争になりかねないんだが(´・ω・`)

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