超大陸の分裂は、シベリアでスーパープルームの大噴火によって地球が割れ、大西洋中央海嶺ができて海洋プレートの生成が始まった事によって、その直上にあったパンゲア大陸が引き離されていった為に起きた。
超大陸が割れた時には地球史上最大の地震も発生しただろう。シベリアトラップの噴火は100万年以上続いたそうなのでパンゲア大陸全体が揺れる地震も最低1万年以上続いたはず。
何しろ北極から南極まで割れている。断層の総延長距離は3万キロ以上。深さ40kmもある大陸地殻が断裂した。
ユカタン半島に落下した巨大隕石の衝突エネルギーはマグニチュード11程度と見られているが、隕石くらいでは超大陸はびくともしない。
だから最低でもモーメントマグニチュード12~M13くらいの地震が発生した。
隕石落下と違って瞬間的な揺れは大した事はない。船酔い起こす程度の揺れが延々と続いた。
大西洋中央海嶺は東シベリアまで続き、今もシベリアの地下で海洋プレートを作り続けている。
アジア大陸の下に存在するスーパーコールドプルームは、東シベリアで作られた新しい海洋プレートと、ユーラシア大陸の下に沈み込んだ太平洋プレートが衝突した事によって「海溝」の様に深く沈み込み地球深部に達してスーパーコールドプルームになっているのだろう。
星野 illudion
◎超大陸の分裂(したのかも含めて)⇒その直上にあったパンゲア大陸が引き離されていった為⇒シベリアでスーパープルームの大噴火によって地球が割れ、⇒大西洋中央海嶺ができて海洋プレートの生成が始まった事で?
「何故,シベリアでスーパープルームの大噴火が何時どの様な理由で其れが起きたか?」を科学的に説明していないので,説明に成っていないと思います.
「何故,その位置でスーパープルームの大噴火」が起きなければならないかその理由が示されていないし.
「何故どの様にスーパープルームの大噴火によって地球が割れる」のかも説明できていないと思います.
つまり,必然のメカニズムで説明できないと,それは希望的な結果を期待する推定にしか過ぎないのでは?
仮説でも良いから,新学説として発表できる理由(オリジナルなアイデア)を是非とも提案して下さい.
微惑星が衝突合体して原始惑星が形成された時には,マグマオーシャンとなり分化が起きて,金属コアと其れを取り囲むマントルとその表面を薄い地殻が成層構造に成ったと一般には推定されています.
冷却は表面から起きるので,コアが一番最後まで高温のままです.問題はマントルが冷却すると固体と成りますが,ウェゲナー氏の指摘するように一山頻度(火星とか金星の様に)と成ります.しかし,地球ではウェゲナー氏が示した二山頻度の謎と成っています.つまり,平均0km高度の陸(30%面積)と平均5km深さの海(70%面積比)が半径6400kmの地球がどの様にして形成されたのか? この謎は100年もの間誰も答えられていません.
一昨年の私のマルチインパクト仮説で,初めてそのメカニズムが示されました.それは火星と木星の間に形成された原始惑星CERRAが,木星摂動によりその軌道が偏平化して,太陽と木星近点との方向に軌道が偏平化して,木星と太陽との引力により,CERRAが断裂してそのマントル断裂片が地球に時間差衝突すると,マントルと地殻が剥離してアイソスタシーにより,-5kmの平衡により面積が増加して七つの海ができた.
つまり,何(CERRAの断裂マントル片)がどの様にして(衝突剥離)により深海洋底が(アイソスタシーの平衡で-5km)形成されたことで説明している.その衝突の度に生物種の大絶滅が起きる事も合わせて説明できる.
アブダクション(創造的推論)では,一つの仮説で成果は複数の統一的な解明が可能となる.
ついでに,月の形成(起源)も木星大赤斑の起源も小惑星帯の起源も全て説明可能です.