中谷一泰氏の『ストップ!認知症』と言う本によると日本人の認知症発症率は同年齢のアメリカ人や東アジア人と比べてもかなり高く、世界一であるらしい。

認知症数
文化的な違いもあるので一概に比較はできないが、確かに日本は認知症の発症率そのものが高いようだ。
80代以上だと3人に1人が認知症で残り半分もMCI(軽度認知症)。MCIを含めると認知症患者が800万人もいる。もはや一億総認知症になる日もそう遠くはないでしょう。

最近はよく「日本人が劣化している」と言われる。ゆとり世代が馬鹿なせいもあるが根本的な原因は高齢化だろう。嫌韓本とかを購入しているのも高齢者が多いらしいし。
一卵性双生児の里子を使った研究によると知能は年を取るほど環境より元々の遺伝の影響が強まるそうだ。違う家庭環境で育っても年を取るほど双子のIQは似てくる。
外国人は年を取るほど賢くなるが、日本人の知恵は25歳から成長しない。高齢化によってむしろ劣化しているが、それこそが本来の日本人の姿なのです。

認知症は日本の国民病

認知症は日本の国民病であり、ある意味「国民性」だ。これは下戸遺伝子のせいかも知れない。下戸は東アジア人に特有の遺伝子変異で、遺伝的に酒に弱いタイプだと認知症発症率が1.6倍、両親共に下戸の場合は30倍でほぼ100%アルツハイマーを発症する。
しかし他の東アジア人と比べても日本人の発症率がかなり高いと言う事は、遺伝子だけが原因とは考え難い。

やはり食べ物が関係していると思う。ヨーロッパ大陸は石灰岩の上に出来ていて水は硬水で農作物にもミネラルが豊富。
対して日本人は慢性的にミネラルが不足している。
脳の海馬が記憶を形成するのにもカルシウムを必要とするので、ミネラルが不足している日本人は記憶を保持できず、認知症も発症し易くなっているのかも知れない。

日本は土壌が酸性で石器とかも溶けてしまう為、掘っても古い遺物が出てこないんだそうだ。その酸性の土壌が健康な人間を痴呆老人に変えてしまう。
この国の風土は何もかも、人間さえも腐らせてしまうのです。。。

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