日本・中国・韓国などの東アジア諸国は経済発展している割に幸福度は低めである。これはなぜか?
自給自足が一つのキーワードになるのではないかと思う。エネルギーと食料を自給できる国は生活に余裕があり幸福なのだ。
北欧の国々は幸福度が世界一高いが、北欧は人口が少ないのでエネルギーなども風力発電とかでまかなえてしまうのである。

BRICsと呼ばれる高度経済成長を遂げている国々はどこも国土が広く自給率が高い。
日本人は死ぬほど長時間労働していてもジリ貧。結局資源のある国が勝っている。

自給できない余剰人口を抱える国では農林水産業以外のより高度な産業を起こす必要があり、国際的な競争に晒される。
過酷な競争社会で精神的に疲れきってしまう事が、幸福感が低くなる原因ではないか?
国内の競争が激しいと自国民同士での醜い足の引っ張り合いも増え、人心が荒廃する。

人口が少ない国ほど人権意識も発達するだろう。人口が多い国では人命が軽んじられる傾向にある。
歴史を鑑みると若年層の人口爆発が起こっている国では大抵戦争が起こっている。人口増より人口減の方が社会の平和と安定につながる。
急激な少子高齢化は財政上問題だが、人口は減った方がむしろ暮らしやすくなるのでは?

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