民主主義は多数決に非ず

某野田聖子が以前「民主主義は多数決」と発言していたが、本来、民主主義は多数決の意味ではない。
民主主義とは、文字通り「国民に主権がある」という事だ。
ではなぜ、国民に主権があるのか?まずはそこから考えなければ民主主義を真に理解する事は出来ない。

そもそも民主主義は革命から生まれた思想である。
現代における民主主義のルーツはアメリカの独立戦争フランス革命にある。
これらは圧制を行う国王を打ち倒し自由を手に入れようとして行われた戦争だ。
国王を革命によって断頭台に送り、主権を奪い取ったのである。
革命によって王権が国民へ委譲され、古い君主制が終わり、新しく国民主権の時代が始まった。
つまり革命という「特権階級VS民衆」の権力闘争に勝利して始めて国民は民主主義を手に入れる事が出来たのだ。

日本では政治家でさえ「民主主義は多数決」程度にしか考えていないからね。
実際、選挙における多数決としてしか民主主義が機能していない。
戦後民主主義はアメリカによって上から与えられた物だし、日本では有史以来一度も革命が起きていないのだから、民主主義が形式的にしか根付かないのも無理はない。
日本で過去に一度でも革命が起きていればここまで政治が腐敗し、官僚組織が肥大化することもなかっただろう。

政府は国民を恐れず、ナメきっている。
国民が何も文句を言わず従順に従っているから政治家が調子に乗るのだ。
革命は無理にしても国民が主導権を握れるよう一致団結して政府に圧力をかけていかなければならない。

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「多数決」を信じてはいけない
富の偏在は民主主義を衰退させ、やがて未曾有の政治的混乱を引き起こす

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集団IQの高め方

「集団的知能」を決めるのは「個々のiq」より社会性

『Science』誌オンライン版に掲載された研究論文によると、分析の結果、集団課題の成績にはいくつかの特性が関連しているとみられ、しかもそれらは、個人の知能とは無関係であることが判明したという。

それらの特性とは、個々のメンバーの社会的感受性や、グループに占める女性の割合(女性のほうが社会的感受性が高い傾向にある)、および各人がバランスよく会話に参加していることだ。

性別と社会的感受性は関連しており、心の知能[自分や他者の感情を知覚する能力。「EQ」はその指数]や「会話のバランス」は、集団課題の成績における最も重要な要素になっている

集団IQの高さは集合知が発揮できるか否かで変わってくる。
全知全能ではない人間には「無知の知」がある。子供が知っている事を老人は知らない。女性が知っている事を男性は知らない。その逆もまた然り。
だから互いの欠落した知識を補い合う事ができれば集団IQは個のIQを上回るようになる。

集合知を成立させるにはグループの構成員の多様性が大事であり、立場の違う人達が偏りなく意見を出せる公平な環境が必要だ。
多様な意見を重ね合わせてアウフヘーベン(止揚)する事ができれば集団IQは高まる(`・ω・´)

残念ながら日本人に多様性はないし公平な話し合いをするだけの度量もない。日本人の集団IQが低いのは当然でしょう。
日本人の民族性が遺伝子レベルで集合知に向いていないので改善の見込みもない。むしろ日本人は集団が大きくなればなるほど馬鹿になり衆愚化するw
昔の幕藩体制のように集団規模を小さくしてダメージを最小化するしかない。東京一極集中の中央集権は最悪ですwww

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民主主義の終わり

韓国とかタイとかは民主主義を導入してから経済発展のペースが落ちたらしい。中国が爆発的な経済発展を遂げているのを見て分かる通り、「経済効率性」だけを見ると民主主義はベストな体制ではないようだ。
中国じゃ国策で世界一のハブ空港を作ると決めたら地元住民を立ち退かせてでも迅速にやり遂げる。日本じゃ滑走路一本伸ばすのにも一苦労だ。これじゃ勝てない。

中国の体制は盤石であり、統治の為にイノベーションを生み出している

天網
中国のAI監視システム『天網』

中国は不可能だと思われていたネットの検閲にも成功しているし、独裁政権であるにも拘らず日本の指導者より遥かに国益を考えて適切な政策を打っている。
中国の成功例がある限り、民主主義がこれ以上世界で広まる事はないのでは?

そもそも民主主義は本当に最高の政治体制なのだろうか?少なくとも日本の議会制民主主義は機能していないように思える。
政権交代してもロクに改革もできてないし、政治家は「選挙に勝つ事」に専念して肝心の政治を官僚に丸投げしてしまっている。
これじゃ選挙なんてやらない方がマシだ。

人気投票化する選挙

有権者は政治家を顔で選んでいる。だから自民党が小泉Jrや藤川ゆりみたいな美男美女を担ぎ上げるのは選挙戦略としては正しい。
だが政党としては?国家の未来にとって顔で政治家を選ぶことに問題はないのか。
顔で選ぶくらいなら、共産党内の出世競争に勝ち残った物がリーダーになる中国の方がまだ実力主義的ではないか・・・

民主主義の合う合わないには国民性と言うものが大きい。
民主主義が自然発生した独立心旺盛なヨーロッパ人には民主主義が合っている。
しかし中東とか日本みたいな部族社会の土人に民主主義は似合わない。
中東はある程度独裁政権じゃないと内乱を抑えられないし、日本は独立国でいるよりマッカーサーみたいなのに委任統治されてた方が上手く行くんじゃない?
日本人は独立国家を運営する資質に欠けているように思える。いっそアメリカに併合されてしまえば良い。

民主主義はハックされている

ビッグデータの解析やフェイクニュースの流布などにより、選挙はハック可能な物になってしまった。
安倍政権の様に汚い手口で選挙に勝った連中に正当性があると思う人間は少ないだろう。
民主主義は性善説的な理想を前提としている。結局は民度が反映されるのだから、日本人の様に性悪で愚劣な国民だと政治家の質も「それなり」にしかならない。

カダフィやフセインの様な独裁体制を無理やり倒すと、更なる混乱を生み出す事を世界は知った。
これからの第三世界は中国を範とし、徐々に脱・民主主義へと向かっていくだろう(`・ω・´)

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基本的人権としての「殺人権」と銃社会

殺人は絶対悪だと思われがちだが本当にそうだろうか?殺人が絶対悪なら死刑制度があるのはおかしいし、正当防衛も認められなくなってしまう。
アメリカでは近所のゴロツキに挑発された「善良な市民」がゴロツキを銃で撃ち殺しても陪審員によって無罪判決が出る事がある。
日本なら杓子定規に有罪判決が出そうだが、民主主義のアメリカでは正当な理由があれば「人を殺す権利」もある程度は認められていると言えるでしょう。

国家は万能ではない。国家は悪人の全てを捕らえられない。ならば市民の手で直接悪人を誅殺する事ができた方が社会は良くなる筈だ。
日本は国家権力が腐敗してパチンコやヤクザを一向に取り締まろうとはしない。国がやらないなら市民の手で葬れるようにすべきだろう。
日本もアメリカの様に銃器の所持を認め、悪党を殺しても無罪になるように国民に「殺人権」を認めた方が良い。

ライフルを構える女性
アメリカで銃によって殺される人間より日本で自殺する人間の方が何倍も多い。
日本人は「銃が規制されていない」という一点を持ってアメリカを野蛮国のように見下す傾向があるが、自由に銃が持てるアメリカの方が全体的に日本より「良い社会」であると言う点を見落としている。
銃がある方が社会に良い意味で緊張が生まれ、理不尽な抑圧が減ってむしろ住み易い社会になるというメリットがある。

アメリカではスリーマイル島でレベル5の原発事故が起きただけで電力会社の社員が住民に射殺されたりしたが、レベル7の福島原発事故を起こした日本では誰も殺されず責任も取らず東電の幹部は辞任した後に悠々と関連会社に天下っている。一体どちらが「正しい」のか?

ケモノが火を恐れる様に人一倍臆病な民族である日本人は過度に銃を恐れる。
銃を恐れ、衝突を避け、服従の道を選び続けた結果、今の去勢されたかの如き軟弱な日本人と日本国家ができあがったのです。
少なくとも銃が規制されているより、銃を持てる社会の方が「自由」な社会であるのは間違いないと、そう思いませんか?皆さん!(拍手)

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一致団結して強者に立ち向かえ

岡田斗司夫さんの対談本『マジメな話」の中で社会学者の小室直樹氏が「日本の主権者は役人」だと言っていた。
司法・立法・行政の三権すべてを役人が握っていて、議員立法も実質的にできない。法律もみんな役人が作ってる、と。

日本は民主主義国家ではない。官僚主義国家なのです!
ではなぜ、我が国では多数派の一般市民が主権者になれないのでしょうか?
これもやはり小室氏の言葉を借りるなら、日本人がアノミー(無連帯)だからなのです。

個人個人の力はとても弱く、権力者に楯突くとホリエモンのように狙い撃ちにされて各個撃破されてしまう。
弱者が一致団結して強者に立ち向かわなければ権力構造は覆らないのだが、日本人はアノミーでお上に逆らうなと洗脳されているので、いつまで経っても民主主義が機能しないのです。

資本主義
ピラミッド構造のてっぺんを削り取っていけば、やがてフラットで平等な社会ができあがる。
まずは、弱者が勝利するには他の人と協力して一番強い奴を叩くのが最良の戦略であるという"共通認識"を持つ事から始めなくては。

一人一人の力は弱くとも皆で力を合わせれば、空も飛べるはず⊂二二二( ^ω^)二⊃

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日本人の民度の低さの証明

大前提:
政治のレベルはその国の民度を反映している

小前提:
日本の政治は五流以下

結論:
日本人の民度は五流以下!

日本人の民度の低さを証明するには「政治のレベルが低い」というただ一点の事実を持ち出すだけで十分である。
日本の国会は、やれ「親から金をもらった」だの「1分遅刻した」だのと言った、およそ政治と関係ない話で機能不全に陥っている。
国民のレベルが低いからこういうレベルの低い政治家が選ばれるのである。

「日本の治安の良さ」を理由に「日本人の民度は高い」と言う者もいるが、犯罪者になるかどうかは恐怖の感じ易さが関係している
日本人はチキンだから犯罪に走らないだけで民度が高いからではないんだよ。

★まだまだある日本人の民度が低い証拠!
・毎年3万人が自殺し、25万頭の犬猫が殺処分され(ドイツではゼロ)、30万件超の中絶が行われている。命を軽視する野蛮国。
・ウィキペディアの日本語版だけ芸能人など大衆文化のページにアクセスの8割が集中している。(フランス語で2割) 一億総スイーツ(笑)
硬派なニュースへの関心は世界一低い。まともなメディアが育たず寄生的なまとめサイトが跋扈し、消費者は最も受動的
・社会的弱者を国が救済すべきと考える人の割合が海外では軒並み9割を超えているのに日本ではたったの5割。世界一弱者に冷淡で寄付やボランティアも少ないジコチュー民族w

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革命権としての選挙と銃社会

人は誰もが基本的人権の一つとして「革命権」を持っている。
革命権は人権の一部と考えられ、トマス・ホッブスが『リヴァイアサン』で書いた「国家は国民が作った物であり、国民に仇なす政府なら武力で転覆させても良い」と言う一文はアメリカ独立戦争やフランス革命の理論的支柱となった。

選挙による政権交代は暴力に依らない革命なのだ。選挙権は革命権の一種。
アメリカは憲法でこの革命権を保障している。銃規制が進まないのはそれが革命権の侵害になるからである。

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権力が想像力を奪う

日本人に知恵がないのは日本が階級社会だからかも知れない。

軍隊のように上下関係が厳しい所では下の者は命令に対し絶対服従を求められる。
意見する事など許されない。「何も考えずに黙って言われた通りにすれば良い」と叩き込まれる。

旧海軍や日本の省庁では入った時の身分が最後まで変わらない。上の人間は永遠に上だし下の人間は永遠に下だ。
下っ端は考える事さえ許されず、段々と人間らしさを奪われていくのですね。
日本の学校や企業も軍国主義の名残で軍隊をモデルにして作られているから、ロボットのように忠実な人間になるよう推奨され、生徒や労働者の自主性・反抗心などは時間をかけて削られていく・・・

権力側は「ミンスよりマシ」と念仏のように唱えるだけで自民党に投票してくれる思考停止した国民を望んでいる。
腐った政府を打倒し、政権交代させる者こそ真の愛国者だ、などと決して考えないようにしたいのだ。
日本人は権力に飼いならされて思考停止し、想像力を奪われてしまっているのです。

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アメリカは左翼国家だった!

他国に軍事介入を繰り返すアメリカは、一見こわもての極右国家に見えるが、実はそうではない。
マイケル・ムーアが「アメリカは左翼の国」と言っていたが、正にその通りで民主主義のアメリカは基本的に左翼なのです。

民主主義の根底には革命があり、革命とは左翼イデオロギーである。
そもそも国民がサヨク的で政府を厳しく監視していなければ民主主義など機能しない・・・
アメリカが民主主義国家なら、当然アメリカも左翼の国と言う事になる。

左翼の反体制的な傾向がアメリカの場合、国内ではなく国外に向けられているだけだ。
アメリカが民主主義を広める名目で対外戦争を繰り返しているのは、フランス革命後にフランスが「革命の輸出戦争」と称して侵略を行ったのとそっくり。

サヨク国家のアメリカから見れば本当の意味で保守的な日本は随分と遅れた国に見えているに違いない。
アメリカ人に「日本の皇室には2600年の伝統がある」なんて言っても自慢にはなりません。
革命の精神を重んじる彼らからすれば、革命が起こらない日本より共産中国の方がよっぽどシンパシーを感じられるのでは?

民主主義国家はサヨクであらねばならないのです。
所謂ネット右翼と呼ばれる連中は、どんなに自民党が腐っていてもナショナリズムという飴玉を与えてやるだけで現政権を支持し続ける。
政府にとってはこれ程コントロールし易い支持層はおるまいよ。
ネット右翼はまさに衆愚、愚民そのものである!

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民主主義後進国・日本

ちょっと前に「野党に政権交代のチャンスを与えるべきでないと思うか?」という質問に答えさせて各国の民主主義の浸透度を測る調査が行われた。
選挙による政権交代は民主主義の根幹を成すものだから、この質問に「YES」と回答するのは民主主義を全否定しているも同然だ。

調査結果によると、韓国人の88%が「NO」と答え、台湾やタイですら75%以上が「NO」と答えているのに対し、なんと日本は67%しか「NO」がいなかった。
33%もの人間が「政権交代必要なし」と考えているのである。
「YES」と答えたのは、創価学会員やクレイジーな国家主義者、甘い汁を吸ってる既得権者や人種差別主義者などだろう。
これだけの割合で選挙を否定している人がいると言うのは恐るべき事だ。

客観的に考えて同じ政党が15年以上も政権を握り続けるのは異常な事態だ。民主主義が機能していない証拠であろう。
「長期政権は腐敗する」 だから民主主義をメンテナンスするには定期的な政権交代が不可欠なのである。
こんな事は、教えれば、猿にでも理解できる。
日本人は、猿以下の、畜生かっっ!!!

日本の民主主義のレベルは確実に韓国やタイよりも遅れているね。
中国共産党は自民党の派閥政治の仕組みを研究しているそうだよ。
将来中国が民主化した時に中国共産党が独裁を保ち続ける方法を日本のエセ民主主義体制から学ぼうとしているんだと。
自民党政治が続く限り、日本に民主主義なんて根付きませんから!!

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選挙は民主主義を保障しない

民主主義の根幹は「平等」である事だ。権力の世襲を禁じて平等にしようというのが根底にある。
日本では議員が世襲ばかりで「親が議員でなければ政治家になれない」状態なのに「選挙で選ばれた」という理由で世襲議員が堂々と民主主義を騙っている。

戦後アジアでクーデターが起きていないのは日本だけだ。選挙制度があっても民主主義が機能しなくなり、クーデターでしか浄化できない「アジア的腐敗」があるのだ。
日本はアメリカの植民地なのでクーデターが起きず、腐りきってしまっている。
「選挙さえやっていれば民主主義は万全だ」なんてのは余りにも能天気な発想なのです。

「集合知」とかもそれが正しく作用するにはいくつかの条件があり、「みんなの意見」を聞いてさえいれば良いわけではない。
日本のように民度が低く、全体主義的な国では集合知も民主主義も機能しにくい。
日本では資金力に勝り、声の大きい方が選挙で勝つ!だから街宣スピーカーでがなりたてるのだ。
そんな低レベルな選挙で「国民に選ばれた」のを免罪符にして政治家が好き勝手やるのはおかしい。

日本の年功序列や年金制度は完全にねずみ講である。高齢者だけが得をする。
国債発行も現役世代が未来の若者に借金と増税を押し付けているだけ。
昔と同じ様に働いても若者の生活は増税の分だけ苦しくなる。こんな不公平なのが民主主義か?
高齢者の方が圧倒的に数が多いから選挙でこの構造は改まらない・・・

一票の格差が5倍以上あるし、投票率も所属している年代・組織によって違うので、政治に民意が正確に反映されていない。
いっそ古代ギリシャのようにくじ引きで政治家を決めた方が世襲もなくなって民主的になるのでは?
陪審員制度のようにランダムに選んだ国民の意見を意思決定に取り入れるとか・・・
直接民主主義の国なら選挙もいらないしな。選挙は民主主義を実現するための手段の一つであり、「選挙=民主主義」ではないのだよ。

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「資本主義」と言う名のカルト

我が国では長らく「資本主義が正しい」と信じられてきた。その事に疑義を挟もうものなら「アカ」呼ばわりされ、社会的に抹殺されかねない。まるで魔女狩りのようだ。
国民は資本主義の呪縛に囚われ、マインドコントロールされていると言っても過言ではないでしょう。

「アメリカと資本主義」はセットのようなものであるから、資本主義の否定はアメリカを否定するようなもの。
アメリカの犬である自民党の政治家にそんな事はできない。
だが為政者たるものは「本当に資本主義は正しいのか?」と常に疑って考えていて欲しいものだ。
何にも考えずに資本主義を受け入れるのは余りにも無責任な態度だからです。

人間は本質的に不完全な存在なのだ。当然人間の作り出した資本主義もまた不完全なシロモノである。
99・9%は仮説』と言う考え方こそ正しい。資本主義を絶対視するのは明らかに間違いだ。

共産主義が間違っていたからと言って、それが資本主義の正しさを証明する事にはならない。
民主主義国家においては最大多数の最大幸福の追求こそが絶対的な至上命題だ。
資本主義も共産主義も方法論の違いに過ぎない。
一部の人間の幸福だけが最大化されているなら、その点だけを持ってして資本主義は間違っていると断言できる。
市場原理主義など最早カルトと変わらんだろう。

国家を市場よりも上であると位置づけるフランスなどは決して闇雲に市場原理主義を受け入れたりはしない。
市場原理主義はアナーキズムに通じるし、民主主義を破壊する恐れがある。
「何でも市場に任せれば上手くいく」と言う思想は無能な政府にとっては都合の良い考えかも知れないが・・・

今現在国民の幸福度において最も成功しているのは北欧型の社会主義モデルだ。
資本主義が最良と言う仮説は既に崩れ去った。我々は大きく方向転換すべき時に来ている・・・

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