DNAの34%はウイルスに由来している。菌類もウイルスを利用した接合で遺伝子を水平伝播させる事ができる。
有性生殖とは「遺伝子の水平伝播」が進化して形式化したものだ。

まず初めに見境なく他の個体に自分の遺伝子を水平伝播させようとする「オス」が出現したのだろう。
そのオスは他のオスにも無理やり自分の遺伝子を注入するため、やられた方のオスは細胞や遺伝子を壊されて多くは死滅する。「遺伝子の水平伝播」は致死率が高く、効率が悪かったのだ。
しかしそれでもオスは自分の遺伝子をバラ撒くことを止めない。原初のオスの性行動は破壊的・搾取的だ。ウイルス感染とほぼ同義であり、周囲には災難でしかない。

その結果、進化によってオスへの耐性を獲得し、無理やり遺伝子を注入されても生き残れる新種が誕生した。それが「メス」だ。
恐らく最初のメスは、オスに遺伝子を注入された後その「汚染」された部位を肉体から切り離して生き延びたのだろう。切り離された部位は遺伝子が混ざり合い、運が良ければ別の個体となった。それこそが有性生殖の起源だ。

オスは一種のパラサイト

積極的に遺伝子を水平伝播させる「攻撃」に特化した種がオスで、そのオスへの「防御」に特化した種がメスとなった。
つまりオスとメスは元々は別種だったのだ。交配を繰り返す内に一つの種の中にオスとメスが統合されていったのだろう。
本来は別種であったなら男女が互いを理解できないくらい違いが大きいのも頷ける。

原初の生殖行動は同意などない「レイプ」だったと言って良い。生殖の本質はそこにある。
現代においても妊娠によって女性はダメージを受け、大幅に劣化する。だが男はノーダメージだ。
男は自分では妊娠したいとはまったく思わないし、子どもを産みたがる女性を内心では馬鹿にしている
征服欲を満たしたい等の「邪な感情」がなければ女を妊娠させたいとは思わないはずだ。

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image: Milton Jude / flickr

性の搾取的構造は今も変わっていない。男にとって女とは「肉」であり「穴」であり「獲物」でしかないのだ。だから女性にとって男性とは根本的に「脅威」なのです。

良く「男は狼」などと言うが『ゴブリンスレイヤー』で例えるなら男はゴブリンで、女は苗床だ。
「子孫繁栄」とはウイルスや癌細胞が増殖するのと本質的に何も変わらない。
この気色悪い生殖に終焉を!人類に理性と優しさがあるなら、子作りなんて野蛮な行いはもう止めるべきです。

【関連】細胞核ウイルス起源説 - Wikipedia

これは、有糸分裂や減数分裂や性交渉により全ての真核生物に起こる現時点の細胞サイクルが、可能な限り多くの宿主に感染して増殖を通じて宿主を殺すというトレードオフ(片方犠牲)の特性パターンを持つウイルス襲撃に、均衡を保とうとして進化したものだ、という仮説である。

性的対立
共進化
赤の女王仮説