サトシ・カナザワ著『知能のパラドックス』によると「一夫多妻を実践している」または「一夫多妻制を支持している」人の割合が高くなるほど、その国の平均IQは低くなるそうだ。
統計的には一夫一婦制の国の方が「人口がより多く、政治腐敗や死刑が少なく、より豊か」である事が判明している。一夫多妻を認める合理的理由は存在しない。にも関わらず「一夫多妻の方が良い」と考える人間は、単に馬鹿なだけだろう。

サトシ・カナザワの知能のパラドックス説によると「本能と反対の選択をする人間ほど知能が高い」傾向にあるらしい。
人間は昔は一夫多妻的な社会を作っていた。だから本能的には一夫多妻を求めようとするのだろう。知能のパラドックスでその逆の一夫一婦制を支持する人間の方が知能が高くなる。
実際イギリスの調査でも高い知性を持つ男性ほど貞操観念が高く一夫一婦制を支持していたそうだ。
ただ知能が高い男性でも自己利益を優先して一夫多妻を支持する者はいるだろう。(お金持ちが多い)知能が高い層の方が実際の浮気経験率は高いらしいし。

一夫多妻だと子供の平均IQも低くなる。一人の父親がまともに子育てできるのはせいぜい二人までで、一夫多妻で子供の数が増えると多くの子供は「父親不在」の状態で育てられ、結局はシングルマザーが育てているのと変わらなくなってしまう。
一夫多妻が認められている国でも一夫多妻の生活は大変だから殆どの人は一人しか妻がいない。
狭量な日本人女に一夫多妻の共同生活ができるとは思えないので、日本で一夫多妻が認められても「お妾さん」の様な別居生活になるだろう。その場合、育児の面でやはりマイナスの影響しか出ない。
ちゃんと子育てするつもりなら一夫一妻以外ありえない。子育て中は離婚だってすべきではないんだ。一夫多妻を擁護している女は頭でなく子宮で考えているのでは?