子猫
ネコが人を元気にする科学的な根拠

近年トキソプラズマのDNAの解析が進んだ結果、脳内物質のドーパミンの合成に関与する酵素の遺伝子があることが突きとめられた。この原虫に寄生されたネズミは、ドーパミンを分泌して「威勢よくなって」をネコを恐れなくなったというのが仮説である。(中略)

そして、人もまたトキソプラズマに操られて、ドーパミンによって脳内の化学物質の伝達の一部が変えられている、とする研究論文が増えている。トキソプラズマの慢性感染で人の行動や人格にも変化があらわれ、ときには精神疾患も引き起こすというのだ。

ワールドカップと寄生虫の関係

人の行動をトキソプラズマとの関連で説明する試みも多い。スタンフォード大学の神経科医パトリック・ハウス博士は2010年に南アで開催されたサッカーのワールドカップでの各国の勝率に、こんな解釈をしている。博士によると、国民のトキソプラズマ感染率とサッカーの強さには相関関係がみられるという。

引き分けのある予選リーグではなく勝敗のつく本戦の試合をみてみると、1回戦の8戦すべてにおいて感染率が高い国が勝利を収めたという。前回のドイツ大会では8戦中7戦で感染率が高い国が勝った。

FIFAの国別ランキングトップ25を感染率で並べ替えると、上位からブラジル(感染率67%)、アルゼンチン(52%)、フランス(45%)、スペイン(44%)、ドイツ(43%)となり、このなかには過去10回のワールドカップの優勝国がすべて含まれている。ただ、イギリスやイタリアなど感染率が低いサッカーの強豪国があることから、牽強付会(けんきょうふかい)という批判もでそうだ。

ハウス博士は、トキソプラズマに感染した男性ホルモンの一種であるテストステロンの分泌が増え、より積極的で攻撃的になりそして権威に対して否定的になる傾向がみられるので、これが影響しているのではと推測している。

人類史のなかでもっともネコを愛した民族は、古代エジプトであろう。そもそもネコはエジプトでリビアネコから家畜化され、女神バステトとして崇拝された。ネコを殺傷することは犯罪として刑罰を受け、火事のときは消火よりもネコの救出が優先された。

ネコが死ねば飼い主は悲しみを表すために眉を刷り落とし、死体をミイラにして手厚く葬った。1つの遺跡から30万体を超えるネコのミイラが発見されたこともある。輝かしい古代エジプト文明は、ネコから人が感染したトキソプラズマによって「活性化」した人によってもたらされたと唱える説もある。

カリフォルニア大学サンタバーバラ校のケビン・ラファティ博士のように、ネコからのトキソプラズマ感染は、人の探求心や知的好奇心を形成した重要な要素であり、人をより人らしくした、と主張する研究者もいる。

これはオモロイ!人間の性格や行動が寄生虫に操られているのかも知れないと思うと恐ろしいが、トキソプラズマの場合は逆に益の方が多そうだ。
生物がミトコンドリアを体内に取り込んでエネルギー源としている様に、トキソプラズマも人間と共存共栄し、共進化してきたのではないか?

サッカーは世界で最も人気のあるスポーツ。だからサッカーが強い国は、強い人種に違いない。
一流のサッカー選手は身体能力だけでなく知力も高い。サッカーの強い国民は総合的な能力が優れているのです。
サッカー強豪国のトキソプラズマ感染率が高いというのが事実であれば、サッカー少年は猫を飼えば(トキソプラズマに感染して)サッカーが上手くなる可能性がある。

サッカーで活躍できればモテ度がUPする。トキソプラズマに感染した人間は性的な魅力とエロさが増す筈だ。
結果的にトキソプラズマ感染者の方が多く子孫を残し、淘汰と進化によって「猫を愛でる」習性が人類の中で広がっていく。

だがトキソプラズマに感染してドーパミンが過剰分泌されると統合失調症にもなりやすくなる。
猫を飼っていた歴史が長い国ではドーパミン耐性の強い人間だけが生き残り、ドーパミンD4レセプターの遺伝子が長くなったのではないか?
ドーパミンは新奇探索傾向などに関っている。人類は猫を飼うようになってからドーパミンの分泌が増え、それによって冒険心、探究心が高まって文明が発展し、新大陸発見などを成し遂げられた。

トキソプラズマ症

トキソプラズマの慢性感染によりヒトの行動や人格にも変化が出るとする研究例はかなりある。男性は反社会的に女性は社交的になる、統合失調症や双極性障害にかかりやすくなる、男性はリスクを恐れなくなる・集中力散漫・規則破り・危険行為・独断的・反社会的・猜疑的・嫉妬深い・女性に好ましくない、逆に女性は社交的・ふしだら・男性にもてる、などなど

この様な性格は正に猫を家畜化した歴史が古い中東やヨーロッパ人の特徴そのものだ。
トキソプラズマが人格に影響を与えているために、中東やヨーロッパではデモや革命が起き易いのかも知れない。
モンゴロイドの先祖は長い間、猫ではなく犬を連れてエスキモーみたいに狩猟採集の生活を送っていたので、ドーパミン受容体が増えるような進化は起こらなかった。

日本人の保守性は遺伝子に起因しているので変えられないと諦めていたが、猫の手を借りれば日本人を人工進化させる事が可能だろう。
猫からのトキソプラズマ感染率がフランス並みに高まれば、日本人の遺伝子が変化するのに千年もかからない。数百年で効果が現れるはずだ。