キス【驚異の遺伝子学】 Y染色体転移の恐怖とは?

アメリカの「フレッドハッチンソンがん研究センター」で、男児出産経験のない120人の女性を対象に調査が行なわれた。被験者の女性たちの血液細胞を調べてみるとやはり、男児出産経験がないにもかかわらず、21%の女性がY染色体を持っていることがわかったのだ。

因果関係を分かりやすくするために、この21%の女性を4種類に分類してみると、さらに興味深い傾向が分かったのだ。その4分類と、Y染色体保有の割合が下記だ(3%の女性は分類不可能のようだ)。

A=女児のみ出産した女性:8%
B=自然流産の経験のある女性:22%
C=人工流産(人工妊娠中絶)経験がある女性:57%
D=妊娠をしたことがない女性:10%

流産の場合、胎児の性別が不明(あるいは確認しない)であることが多いと思われるため、BとCは男児を懐妊していたかもしれず、そのぶんY染色体保有率が高いのは納得がいく。しかしなぜCとBにこれほどの差があるのかはよく分からない。

ともあれ注目すべきなのは、マイクロキメリズム現象を引き起こす要素がまったくないにもかかわらずY染色体を保有しているAとDだろう。そしてAとDがY染色体を獲得するには、以下のことが考えられるという。

1.気づかないで流産した男児からY染色体を獲得(該当していた場合)

2.双子(多胎児)の男の兄弟からY染色体を獲得(異性を含む多胎児の場合)

3.兄から母体を経由して兄由来のY染色体を獲得(兄がいる場合)

4.男性とのセックスでY染色体を獲得

残念ながらこの研究はここで終わっておりさらなる調査を未来に託すことになったが、「4.男性とのセックスでY染色体を獲得」という可能性が指摘されたのは興味深い。妊娠に到らなくとも、セックスによって相手の男性のY染色体を獲得するかもしれないというのだ。とすれば、その後に別の男性と結婚して授かった子どもに、以前セックスした男性の影響が及ぶことも有り得るということになる。

本当に興味深い。自然流産より人工中絶の方がY染色体保有率が高いのは、グチャグチャに潰された胎児の肉片が母体に残ってキメラ化している為でしょう。
セックスでY染色体を獲得する可能性が指摘されていますが、そういう事は実際にある様です。

マイクロキメリズムは母親での研究が多いので、母親に限った現象のように思えるかもしれませんが、母と父は性交による粘膜接触を繰り返すので、もちろん父親にもキメラ細胞が流入します。

こちらのPDFに「粘膜接触でも細胞の混入(マイクロキメリズム)が起こる」と書かれている。
唾液にだって細胞が含まれるのだからキスでもアウトだ。

男性の側にもマイクロキメリズムが発生するなら「間接キス」の形で女が過去にやった男の細胞が逆流してくるかも知れない。正に「穴兄弟」だね。

妊娠経験が多いほど母親の脳細胞に付着する胎児の細胞が増え、それがアルツハイマー病のリスクを高めるそうだが、アルツハイマーを発症する前から脳はダメージを受け、知能が低下するはずだ。
妊娠中は脳が萎縮するそうだし、性交回数が多ければ気づかない内に妊娠・流産する回数も多くなる。
セックスするだけでマイクロキメリズムが発生するので、男性経験が多い女ほど馬鹿になるだろう。

マイクロキメリズム現象の第一人者 Lee Nelson は、キメラは私達に有益なことをもたらすときと有害な影響をもたらすときの二つの側面があると主張しています。

組織に損傷があるとき、子どものキメラは幹細胞なので母親の組織の損傷を修復してくれる役割をしてくれます。かつて重度の腎臓病におちいった母親にとって、透析や腎移植のない時代では、残された最後の治療法は妊娠することであったとききます。
臓器の損傷があるとき、妊娠に伴って組織再生することがあることを昔の方は知っていたのでしょう。

前述のPDFにはこういう記述もある。テレゴニーが恐ろしいのは胎児の細胞の万能性ゆえに影響がどこまで及ぶかわからない所にある。

キメラマウス

こんな研究もあります。白いネズミと黒いネズミの受精卵を卵割させてある程度大きくするのですが、そのふたつの受精卵を近くにおいておくとくっついて融合してしまうのですね。
その受精卵を白いお母さんのネズミの胎内にいれると、白と黒の入ったキメラネズミが生まれるのです。
ある所は白くて、ある所は黒いというネズミです。全然違う種類のネズミが、遺伝子の違う細胞でできるのですね。こういうことは生物にはよくあることなのです。

別のPDFの記述。これってテレゴニーそのものなんだよな。最早テレゴニーの正体はマイクロキメリズムであったと言っても過言ではない。

遺伝 - Wikipedia

学生向けの生物学教科書や入門書などでは、分子生物学的な研究の進展にしたがって、遺伝について遺伝子を用いた分子レベルの解説が中心となっている。だが、学問的に厳密に言えば、遺伝子以外の要素によって起きる、親子間の何らかの性質の継承も、研究者間では扱われることがあるのである。

プリオン、ウイロイド以外にも、例えば母体が持つ細胞が直接に子へと移るキメラ現象(やマイクロキメリズム)もまた、それなりに研究されている。つまり、遺伝の実相というのは、必ずしも入門者向けの教科書で描かれる遺伝子がらみの説明だけで終わるような単純なものではなく、もう少し複雑な面もある、ということがすでに明らかになっているのである。

ほんとこれ。昔は技術的な問題で分からなかった事が科学の進歩で分かるようになると、物事は実際にはもっと「複雑」だった事がわかる。
冥王星宇宙論だって昔はビッグバンを知っていれば宇宙を理解できた気になれていたけど、今はマルチバース(多元宇宙論)が常識化してて素人には到底理解できないくらい複雑化している。
学者だって誰一人完璧に理解などしていない。

結局は「無知の知」という事に行き着く。テレゴニー否定派は「無知の知」を知らず、入門書レベルの知識から脱しようともしない反知性主義者なのだ。

これだけ証拠が積み上がっているなら、もう言ってしまって良いのではないか?
テレゴニーは「ある」と(`・ω・´)

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