粘膜接触でもマイクロキメリズムが起きる

キス【驚異の遺伝子学】 Y染色体転移の恐怖とは?

アメリカの「フレッドハッチンソンがん研究センター」で、男児出産経験のない120人の女性を対象に調査が行なわれた。被験者の女性たちの血液細胞を調べてみるとやはり、男児出産経験がないにもかかわらず、21%の女性がY染色体を持っていることがわかったのだ。

因果関係を分かりやすくするために、この21%の女性を4種類に分類してみると、さらに興味深い傾向が分かったのだ。その4分類と、Y染色体保有の割合が下記だ(3%の女性は分類不可能のようだ)。

A=女児のみ出産した女性:8%
B=自然流産の経験のある女性:22%
C=人工流産(人工妊娠中絶)経験がある女性:57%
D=妊娠をしたことがない女性:10%

流産の場合、胎児の性別が不明(あるいは確認しない)であることが多いと思われるため、BとCは男児を懐妊していたかもしれず、そのぶんY染色体保有率が高いのは納得がいく。しかしなぜCとBにこれほどの差があるのかはよく分からない。

ともあれ注目すべきなのは、マイクロキメリズム現象を引き起こす要素がまったくないにもかかわらずY染色体を保有しているAとDだろう。そしてAとDがY染色体を獲得するには、以下のことが考えられるという。

1.気づかないで流産した男児からY染色体を獲得(該当していた場合)

2.双子(多胎児)の男の兄弟からY染色体を獲得(異性を含む多胎児の場合)

3.兄から母体を経由して兄由来のY染色体を獲得(兄がいる場合)

4.男性とのセックスでY染色体を獲得

残念ながらこの研究はここで終わっておりさらなる調査を未来に託すことになったが、「4.男性とのセックスでY染色体を獲得」という可能性が指摘されたのは興味深い。妊娠に到らなくとも、セックスによって相手の男性のY染色体を獲得するかもしれないというのだ。とすれば、その後に別の男性と結婚して授かった子どもに、以前セックスした男性の影響が及ぶことも有り得るということになる。

本当に興味深い。自然流産より人工中絶の方がY染色体保有率が高いのは、グチャグチャに潰された胎児の肉片が母体に残ってキメラ化している為でしょう。
セックスでY染色体を獲得する可能性が指摘されていますが、そういう事は実際にある様です。

マイクロキメリズムは母親での研究が多いので、母親に限った現象のように思えるかもしれませんが、母と父は性交による粘膜接触を繰り返すので、もちろん父親にもキメラ細胞が流入します。

こちらのPDFに「粘膜接触でも細胞の混入(マイクロキメリズム)が起こる」と書かれている。
唾液にだって細胞が含まれるのだからキスでもアウトだ。

男性の側にもマイクロキメリズムが発生するなら「間接キス」の形で女が過去にやった男の細胞が逆流してくるかも知れない。正に「穴兄弟」だね。

妊娠経験が多いほど母親の脳細胞に付着する胎児の細胞が増え、それがアルツハイマー病のリスクを高めるそうだが、アルツハイマーを発症する前から脳はダメージを受け、知能が低下するはずだ。
妊娠中は脳が萎縮するそうだし、性交回数が多ければ気づかない内に妊娠・流産する回数も多くなる。
セックスするだけでマイクロキメリズムが発生するので、男性経験が多い女ほど馬鹿になるだろう。

マイクロキメリズム現象の第一人者 Lee Nelson は、キメラは私達に有益なことをもたらすときと有害な影響をもたらすときの二つの側面があると主張しています。

組織に損傷があるとき、子どものキメラは幹細胞なので母親の組織の損傷を修復してくれる役割をしてくれます。かつて重度の腎臓病におちいった母親にとって、透析や腎移植のない時代では、残された最後の治療法は妊娠することであったとききます。
臓器の損傷があるとき、妊娠に伴って組織再生することがあることを昔の方は知っていたのでしょう。

前述のPDFにはこういう記述もある。テレゴニーが恐ろしいのは胎児の細胞の万能性ゆえに影響がどこまで及ぶかわからない所にある。

キメラマウス

こんな研究もあります。白いネズミと黒いネズミの受精卵を卵割させてある程度大きくするのですが、そのふたつの受精卵を近くにおいておくとくっついて融合してしまうのですね。
その受精卵を白いお母さんのネズミの胎内にいれると、白と黒の入ったキメラネズミが生まれるのです。
ある所は白くて、ある所は黒いというネズミです。全然違う種類のネズミが、遺伝子の違う細胞でできるのですね。こういうことは生物にはよくあることなのです。

別のPDFの記述。これってテレゴニーそのものなんだよな。最早テレゴニーの正体はマイクロキメリズムであったと言っても過言ではない。

遺伝 - Wikipedia

学生向けの生物学教科書や入門書などでは、分子生物学的な研究の進展にしたがって、遺伝について遺伝子を用いた分子レベルの解説が中心となっている。だが、学問的に厳密に言えば、遺伝子以外の要素によって起きる、親子間の何らかの性質の継承も、研究者間では扱われることがあるのである。

プリオン、ウイロイド以外にも、例えば母体が持つ細胞が直接に子へと移るキメラ現象(やマイクロキメリズム)もまた、それなりに研究されている。つまり、遺伝の実相というのは、必ずしも入門者向けの教科書で描かれる遺伝子がらみの説明だけで終わるような単純なものではなく、もう少し複雑な面もある、ということがすでに明らかになっているのである。

ほんとこれ。昔は技術的な問題で分からなかった事が科学の進歩で分かるようになると、物事は実際にはもっと「複雑」だった事がわかる。
冥王星宇宙論だって昔はビッグバンを知っていれば宇宙を理解できた気になれていたけど、今はマルチバース(多元宇宙論)が常識化してて素人には到底理解できないくらい複雑化している。
学者だって誰一人完璧に理解などしていない。

結局は「無知の知」という事に行き着く。テレゴニー否定派は「無知の知」を知らず、入門書レベルの知識から脱しようともしない反知性主義者なのだ。

これだけ証拠が積み上がっているなら、もう言ってしまって良いのではないか?
テレゴニーは「ある」と(`・ω・´)

【関連】
星の大きさ比較 - YouTube(最後にマルチバースが出てくる)
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iPS細胞とテレゴニー

赤血球
テレゴニーが引き起こされる最大の要因はマイクロキメリズムにあると見て間違いないだろう。
胎児の細胞が血流に乗って母親の全身に流れ、混ざる。その細胞が母親を介して次男にも伝わる。
マイクロキメリズムは「マイクロ」であっても一人の体の中に複数のDNAが存在するキメラDNAと呼ばれる物である事に違いはない。
妊娠によって母親も「キメラDNA」になるのです。夫の遺伝子を持つ細胞が母親と融合する為に「夫婦は似てくる」のではないか?

最近ピロリ菌が細胞を初期化してiPS細胞に変える事が発見された。マイクロキメリズムで混ざった前夫の細胞がピロリ菌と接触してiPS細胞になったとしたらどうなるのか?
細胞が分裂と増殖を繰り返して胃などの臓器の一部を構成するようになるかも知れない。
実際にヒトの腸内なんかだと結構本人以外の細胞が混ざってキメラ化してたりするそうだ。遺伝子検査でわざわざそんなところの細胞は取らないから気付かないだけで。

ピロリ菌がなくても胎児の細胞はそのまんま万能細胞の様に機能するのかも知れない。全身の細胞は10年ほどで全て入れ替わるのに母親の体内にずっと胎児由来の細胞が残るのは、細胞が分裂を繰り返して「生き続けている」証拠だ。

ピロリ菌がiPS細胞を作るなら妊娠経験がなくても精飲やカニバリズムによってもキメラDNA、ひいてはテレゴニーが起きる可能性がある。
体の中に別人の細胞が混ざっていたら健康に良いはずがない。精飲やカニバリズムが有害なのはマイクロキメリズムが原因かも知れないですね。
経産婦が劣化するのも夫の細胞が混ざった事による免疫負担の増加が理由の一つでしょう。
ともかく出産していなくても非処女であればテレゴニーは起こり得る、と言うこと(`・ω・´)

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トランスポゾンが遺伝子を水平伝播する?

DNA
レトロウイルスとトランスポゾン(動く遺伝子)には明らかに繋がりがある。
どちらが先に生まれたのかは良く分かっていないが『遺伝学でわかった生き物のふしぎ』と言う本によるとDNAの系統図を辿って行くと、どうやら「トランスポゾン」の方が先に生まれた可能性があるらしい。

何らかのきっかけによってDNAから分離したトランスポゾンが別の生物に感染する様になり、それがウイルスの起源になったのかも知れない。
遺伝子の中にあるトランスポゾンは、環境次第ではそのままレトロウイルスにもなり得ると言う事。

遺伝子の水平伝播はレトロウイルスに感染する事で起きると思っていたが書籍『せめぎ合う遺伝子』によると必ずしもウイルス感染だけが原因ではないらしい。
別の種の血が付いた蚊やダニに刺される事で直接遺伝子が導入され、水平伝播が起きる事もあるらしい。
なぜ遺伝子の水平伝播が起きるのかについてはまだ詳しくは分かっていないそうだ。レトロウイルスだけが原因でないのは確かだろう。

トランスポゾンはレトロウイルスの近縁なのでウイルスを媒介にせずとも遺伝子の水平伝播が可能なのでしょう。
トランスポゾンによって引き起こされる突然変異は進化にも大きく関わっている。ウイルス進化説ならぬトランスポゾン進化説の様なものまである。

トランスポゾンがレトロウイルスの起源でもあるなら、なおさらテレゴニーは起こり得る。最近の研究では精子にはRNAの逆転写能力があるとも言われているし。
そもそも精子とはその一つ一つがれっきとした生命である。
性交で受精に至らなかった1億匹の精子が、そのままタダでくたばるとは思えない。最後まであがき続けるであろう事は想像に難くない。
女性の体内に吸収される前に、精子の中のトランスポゾンなどは女の体細胞の中へ脱出を試みる筈だ。
性交で傷付いた細胞内なら侵入するのは容易であろう。
そうして「水平伝播」した遺伝子が回り回って次世代に伝わる事があるのではないか、と。

男性が「顔射」などの子作りと関係ない性行為に興奮するのも、本能的にテレゴニー的な「遺伝子の水平伝播」を意図している為だと考えればそれほど不思議な事でもないのです。

【関連リンク】
細菌には宿主の遺伝子を水平伝播させる粒子(Gene Transfer Agent)が存在する [PDF]
目の遺伝子は植物に由来 光合成するウミウシも発見 - NHK『生命大躍進』
むかしむかし、ミドリムシは紅かった?
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マイクロキメリズムで子孫が元カレの子供と入れ替わる可能性

Q.テレゴニーっていう現象があると聞いたのですが、実在するのでしょうか?

子宮を含む人体の細胞には、RNAを分解する酵素が存在しているので、
精子のRNAは残らず、テレゴニーは無いハズですが、
受精して妊娠した場合で、早い段階で流死産となった場合は、
死んだハズの胎児の細胞が母体の中で生き続ける可能性は充分に有り得ます。

母体と胎児は胎盤により遮断されていますから、本来は血液 等は混ざり合いませんが、
何らかの原因により血液 等が混ざり合ってしまう場合も全く無い訳では ありません。

母子キメラは、このような場合に出現し、子供の体内で母親の細胞が微妙に確認されます。

子供の体内で母方の祖母の細胞が確認された例も存在します。(母子キメラが2回起きた場合)

二卵性の双子では、約8%の確率で子宮に着床した場所が近過ぎて
1人で2種類以上の血液型を持つ血液型キメラが出現し、二卵性の13組に1人は出現します。

胎盤が融合してしまい、それぞれの微妙な細胞が行き来し、骨に付着して違う血液型を作り出す細胞になってしまいます(双生児キメラ)

元彼や前の夫の精子由来の死んでしまったハズの胎児の細胞が生き残って、
次の胎児と微妙に融合してキメラ化する可能性は充分に有り得るでしょう。

昔だったら頭ごなしに否定されていたテレゴニーも最近は少しずつ理解が深まってきているようですね。
先日も夫の精子で出来た子が夫の子ではなかったので再検査したら生物学的にキメラだったと言う事例が発見されている。

精子
image: Scott Maxwell / flickr

米国ワシントン州に住む男性が、生まれた我が子の遺伝子検査をしたところ、生物学的には本人の子供ではなく、兄弟の子供であることが分かったという。

この34才の男性は、妻とともに不妊治療を受けており、生まれた子供は人工授精によるもの。

担当医は人工授精に使用した精子が夫本人のものであることを確認している。それにもかかわらず、生まれた子供の血液型が両親のどちらとも一致しなかったため、夫妻は遺伝子検査を依頼した。

医師が夫の唾液から採取した遺伝子を調べると、子供のものとまったく違っていた。つまり、100%夫の子供ではない。

ところが、夫の精子を調べると、10%という半端な割合が子供の遺伝子と一致した。これは、遺伝学的には、夫の兄弟が本当の父親であると考えられる。

だが、さらに不可解なことに、当の夫に兄弟はいないのだ。

謎はさらなる検査で解けた。この夫は、生物学的に「キメラ」と呼ばれ、生まれる前は二卵性双生児だったが、母親の胎内で兄弟の身体を吸収し、その結果一人で生まれてきたということが分かった。

つまり、吸収された兄弟の細胞が体の中にまだあり、それが兄弟の精子を作っていたことになる。

元々マーモセットでは珍しくない現象らしいが人間にもそういう事が起こる。今回は人工授精だったから念入りに調査されて発見できただけで、自然妊娠でも同じ事は起きているだろう。

双子のキメラと比較すると細胞を共有する度合いは桁違いに少なくなるだろうが、母親を介して他兄弟の細胞が混ざるマイクロキメリズム自体は至極ありふれた現象だ。
もし、マイクロキメリズムで混入した細胞が生殖細胞だったら?
嫁の元カレ(前夫)の遺伝子を受け継ぐ兄弟の生殖細胞が息子の睾丸に混ざり、孫が祖父である自分の遺伝子を一切受け継いでいないと言う事態も起こり得る(`・ω・´)

前述の男性の場合は兄弟の精子の割合が10%でも妊娠した。万に一つであってもその可能性はゼロではないのです。

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テレゴニー:更なる可能性

単性生殖するサラマンダーは他集団のオスの精子を自分のゲノムに取り込んでいる

メスのみのサラマンダーは、集団に属さない近縁種のオスが生息地に残していく精子からDNAを盗むということだ。メスはそのDNAを卵の授精に使うわけではなく、自分自身のゲノムに単に加えるのだ。

ミトコンドリアDNAの母性遺伝の機構解明

精子のミトコンドリアは通常は受精後に、卵子にあるたんぱく質によって分解されるのでmtDNAは母親からしか遺伝しないが、近縁種との交配では父親のミトコンドリアが50%くらいの確率で生き残る。

元彼の細菌が胎児に悪影響を及ぼす

予想もしなかった場所に小さな細菌群が住んでいることが発見された。その場所とは発育する胎児にへその緒を通して栄養を送る器官、胎盤だ。
この発見は「胎盤は無菌」という従来の知識をくつがえすものだ。

ハエのテレゴニーを証明した英語論文。研究者は人間でも起こり得ると考えている
テレゴニー
精子が女の免疫を変更

精子には「信号伝達分子」が含まれていると推定できる。
これは、女性の体に入った時、受け入れてもらえるよう体内の免疫システムを変更するというものだ。

後天的に獲得された形質は、次の世代へと遺伝する

父方のエピジェネティックな情報が受精卵に継承される可能性も示唆されている

保健体育レベルの知識でテレゴニーを否定している者が多いが、テレゴニー否定派の人はエピジェネティクスって知ってるの? 恐らくは知らないであろう。
エピジェネティクスとは従来否定されていた獲得形質の遺伝の事だよ。最近になって親の環境による遺伝子の発現の変化が遺伝する事が証明された。
エピジェネティクスも知らない人間がテレゴニーを「科学的でない」などと発言するのは、ちゃんちゃらおかしい(`・ω・´)

科学は万能ではないし最先端でもない。人間が常識的に知っている事であっても科学的に証明するのは難しい。
フェルマーの最終定理は証明されるまで300年かかったが、証明される前からその定理が「正しいだろう」と言う事はわかっていた。
だから科学的な証明がなされていないと言うだけで否定するのは逆に「科学的ではない」愚か者の発想だ。

【関連】動物実験では男性研究者だと効果が出るのに女性研究者だと効果が出ない謎の現象もある

実験動物の育成経験から環境要因による変化が遺伝する事を科学者たちはうすうす気付いていたが、従来の遺伝学の常識では説明がつかなかったので黙っていたそうだw
公に証明されるまでは中々言えない事実と言うのは実際にある。
エピジェネティクス一つをとっても母親が非処女で10代でセックスしている場合は何らかの影響を子孫に与えるだろう。

人間の体は機械ではないから結構「いいかげん」なのだ。ミトコンドリアだって元々は別種の生物だったのに細胞同士がくっついている内にいつのまにか融合して細胞内にとりこまれた。
精子も同じ様に女性の体や遺伝子に取り込まれる可能性はある。
精子の一つ一つに男性のmtDNAが付属しているが、男性側のmtDNAは女性側の免疫細胞に食べられてしまって遺伝しないと言われている。
しかしまったく遺伝しないmtDNAが精子の一つ一つに入っている筈がない。レトロウィルスのように何らかの方法で男性側のmtDNAが母親の側に「逆転写」する事があるはずだ。

精液は無害ではない。中出しすれば子宮の病気の原因にもなる。
他の男に中出しされまくった女が処女と同価値だなんて「ありえない」話なのです。。。

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【追記】
ミトコンドリアが進化を決めた』と言う本によると2002年にコペンハーゲン大学病院でミトコンドリア病患者の体から父親由来のミトコンドリアDNAが発見されたそうです。
その患者には部位によって父親と母親のミトコンドリアがバラバラの割合で存在し、筋肉細胞では90%が父親由来のミトコンドリア。
しかもその内の0.7%は母親のミトコンドリアDNAと混ざって遺伝子が組み替わっていたんだとか。

やはり稀に父親のミトコンドリアDNAが遺伝する事もあるようです。異なるミトコンドリアDNAが混在するのをヘテロプラスミーと言い、実は人類の10~20%がヘテロプラスミー。
殆どは父親由来ではなく突然変異が原因のようですが。。。

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遺伝子の水平伝播が人間にも起きている事が判明

あみだくじ人間には祖先から伝えられたものとは異なる"外来"遺伝子が組み込まれている

「これは動物同士で起きる遺伝子の水平伝播が広範囲に及ぶことを示した初の研究です。この中には人間も含まれており、数十か数百もの活性"外来"遺伝子が生じています。驚くべきことに、稀という表現とは程遠く、おそらくほぼ全ての動物の進化に現在進行形で影響を与えているでしょう。つまり、進化の見方を再検討する必要があるということです」

また同チームは遺伝子の伝播元である生物の種類も推定している。それによれば、細胞や原生生物、あるいは別の種の微生物が最も多い遺伝子提供者であり、さらにはウイルスからの伝播も確認されている。

水平伝播する遺伝子の提供元に細胞が挙げられていると言う事は、当然生殖細胞からの遺伝子の水平伝播(=テレゴニー)も起こり得るという事だ。

研究が進むほどにテレゴニーの可能性がどんどん証明されていってる。未だにテレゴニーを完全否定している人はやはりちょっと無知だと思う。遺伝子が不変だと思い込んでる。
生きている間にも遺伝子は変化している。特に脳細胞の遺伝子は頻繁に組み変わっていて、それがアルツハイマー病とかを引き起こす原因にもなっている。

デジタル情報と違って親から子に完璧にDNAが伝わる訳ではないのだ。エピジェネティクスによって環境によってすら遺伝子の伝わり方は変わる。
テレゴニー等による遺伝子の水平伝播は、まったく自然な現象なのです。

【関連ニュース】
代理母による出産、実は「産みの母親」の遺伝子が混じっていた
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テレゴニーはあるかも知れない

野田聖子が代理母出産でダウン症児を産んだ事件で知ったのだけど、代理母出産では代理母と子供の間には遺伝的なつながりはないが、妊娠中に代理母の細胞が胎児の体に入り込んで血肉の一部と化し、何らかのエピジェネティックな変化を引き起こすらしいね。

数十年経っても胎児の中に代理母の細胞は残り、取り除く事はできない。
だから代理母とその子供はまったくの赤の他人とは言えないそうだ。

提供された卵子と精子に問題はなかったのに、ダウン症児が生まれたのは野田聖子の腐った細胞のせいだろwww
大人には影響のないレントゲン程度の放射線でも妊婦が浴びると胎児が奇形になり易くなるように、加齢によって損傷したDNAを持つ野田聖子の細胞が胎児と混ざった為に子供がダウン症になった。
これは一種のテレゴニーと言えるのではないかな?

代理母の細胞が胎児に受け継がれるなら胎児の細胞もまた母親の方に残るだろう。
父親の遺伝子を持つ胎児の細胞が母親に渡り、母親にもエピジェネティクスな変化を与えるとしたら?

昔から「夫婦は似てくる」と言われているし、妊娠中に髪質や体質が変わる女性は多い。
母親の体内に残った胎児の細胞が次の子供にも引き渡されたならテレゴニーは起こり得る!

獲得形質の遺伝が証明されたのもつい最近の事。99.9%は仮説です。常識がひっくり返る事もあるのです。

追記

「テレゴニーが本当なら、女の人は優秀な男性とヤリまくる方が良いんじゃないの?」
↑こういう意見もありますが臓器移植の拒絶反応やシャム双生児の例を見ても分かる通り、他人の細胞が混ざって得する事なんてほとんどありません。
突然変異のほとんどが有害と言われている様に、デタラメに組み合わせた他者細胞が偶然役立つなんてそれこそ奇跡的な確率でしょう。多くはマイナスに作用します。
父親が同じでも次男次女が長男より虚弱になりがちなのは長男細胞の混入(マイクロキメリズム)が原因と考えられています。

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テレゴニーのメカニズムは解明されつつある

鞭毛

人間の遺伝子にはイントロン(介在塩基)がある。塩基に組み込まれていながら全くタンパク質合成のために働かないなぞの遺伝子である。

そしてなんとレトロウイルスの一種が持つ遺伝子と全く同じ配列が一部のイントロンには存在するという事実が判明。イントロンはいわばたんぱく質を合成する時に「邪魔な存在」
なので合成時には切り取られ、しかるべき遺伝子同士が塩基を作る作用が働く。
更にレトロウイルス(エイズウイルス等)は、生物に感染するとその生物のDNAの中に自らの遺伝子を送り込む(逆転写)という特徴を持っている。

他の生物のDNAのなかに自分の遺伝子を送り込むためには逆転写酵素(自分の遺伝子を他の遺伝子に組み込む酵素)が不可欠であり、
主に【RNA】がその特徴を有している。
ちなみに【RNA】は【水に溶けやすく、逆転写酵素を有している】という特徴を持っている(全てではない)。

そして今度はテレゴニーに関係する精子に話を移してみよう。

通常精子は卵子にたどり着いて受精し、減数分裂を繰り返してそれが赤ん坊になる。
そしてその細胞分裂の司令塔的役割を果たしているのが精子の【中心体】という部分である。
ということはこの中心体が受精卵の細胞分裂の仕方を決める中心人物という事になる。

ここで皆さんは驚くべきことに気づくことになるだろう。この中心体は先ほど話した。【RNA】で構成されている。
受精卵の細胞分裂の司令塔的役割を果たすこのRNAの集まりの中に【精子の遺伝情報を逆転写(女のDNAに元カレ遺伝子を組み込む)】するものが含まれていると仮定するとどうだろうか?

今の通説では受精できなかった精子は膣内に吸収され、たんぱく質として膣内で吸収されるだけということになっている。
しかし、仮に精子の中に【逆転写酵素を持つRNA】が存在したとしたらどうだろうか?もし逆転酵素を有するRNAが元カレの精子に含まれていたと仮定すれば、
RNAは水に溶けやすい性質を持っているという生物学的事実との相乗効果で、
膣内に無造作にばらまかれた一億匹の精子たちのRNAは単に膣内で吸収されて死ぬのではなく、■エイズウイルスのように膣内に溶け込んで元カレの遺伝子を女性のDNAに逆転写酵素で組み込むことが出来る■という仮説が成り立つ。

そしてこれが事実だと仮定するならば、二人目の夫ががその女に子供を産ませてもその子供は夫の純粋な遺伝子を持った子供ではないことになる。

テレゴニーは■1890年■に動物学者のアウグスト・ウィズマンによって否定されたとされているが、
【逆転写酵素】が発見された年代は■1970年■、しかも遺伝学者と分子生物学者によって発見されている。【動物学者】からテレゴニーが否定されてから実に■80年■を経て【遺伝学と分子生物学の専門家】が逆転写酵素を発見した事は特筆すべき点だろう。

↑これはこの記事へのコメントだけど素晴らしいね。当時は俺もテレゴニー否定派だったからロクに理解しようともせず安易に否定していたけれど、今ならわかります。この仮説は正しい。

人は自分の理解力を超える物を「トンデモ」と決めつけて否定しがちだ。その方が考えなくて済むし楽だから。いわゆる「バカの壁」と言うやつだろう。
常識で考えたらそりゃあテレゴニーなんて否定しますよ。無理もない話でこの理論を理解するには常識以上の専門知識がいる。高度で最先端の科学知識がなければテレゴニーは理解できない。

テレゴニーに関する海外の研究論文によると、やはり精子にはRNAの逆転写能力があるそうだ。それだけでなく精子には体細胞に侵入する能力まであると言う。

哺乳類の胎盤の形成にはレトロウイルスが関与しているし、精子の性質はこれまで考えられていた以上にウイルスに近い。
それもその筈でDNAの中にはレトロウイルスが潜んでいる。生物とはウイルスの「上位互換」であり、精子にもウイルスと同様にDNAを水平伝播する能力が備わっている。

生命とも非生命とも言えない「ウイルス」が正に無機物と生物との間を結ぶミッシング・リンクであるとする説が正しいなら、人類は生命の起源を解き明かした事になる。
実際の所、テレゴニーを引き起こすメカニズムについての説明も出そろった感がある。後は証拠さえ見つかればテレゴニーは証明できる。

水平遺伝の研究の進歩によって遺伝学の世界にパラダイムシフトが起こりつつあるのです。10年以内にテレゴニーが証明される可能性は十分にある!
教科書が書き換えられる日も、そう遠くはないでしょう。。。

【参考になる書籍】
『よくわかる分子生物学の基本としくみ』井出利憲
『ウイルスは生きている』中屋敷 均
にわかには信じられない遺伝子の不思議な物語
生物はウイルスが進化させた
遺伝子・DNAがわかる
ウイルスと地球生命
大腸菌 ~進化のカギを握るミクロな生命体
ウイルス・プラネット

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【ウイルス進化論】DNAの34%はウイルスに由来

レトロエレメントウイルス感染から身を守る方法』と言う本に書いてあったのだが、判明しているだけでも人間のDNAの34%はレトロウイルスに由来していて過去に感染したウィルスの残骸であるらしい。
ヒトゲノムの97%はジャンクDNAで殆ど機能すらしていないと考えられているが、実際の所DNAの大部分はウイルスの残骸に過ぎないのかも知れない。

この本の著者の中原英臣氏らが提唱しているウイルス進化論によればレトロウイルスによって種間すら超えて遺伝子の水平伝播が起きていると言う。
ウイルスを使った遺伝子組み換えでラットの遺伝子をマウスに組み込んで「スーパーマウス」を作った所、その子供も半分はスーパーマウスだったらしい。
水平伝播した遺伝子は親から子へ「垂直」にも伝わる。

レトロウイルスの感染がきっかけで進化が引き起こされる事もあるそうだ。進化の全てがウイルスによるものではないが、間違いなく一部はウイルスが関与している。

「君たちはある場所で繁殖を始めると、資源を使い切るまで繁殖をやめない。生き残るためには、繁殖場所を広げるしかない。君たちに似た有機体がこの星にもう一ついる。何だと思う?ウイルスだよ」

これは映画『マトリックス』のセリフだが、確かに人間の行動もウイルスと大差がなかったりする。利己的遺伝子とはウイルスそのものではないか?
ヒトゲノムの34%はウイルスと同一であるし、最初の生命はウイロイドに近い存在だった。
生物はウイルスから進化したと言っても過言ではなく、元々人間にもウイルス的な性質が備わっているのでしょう。
プラスミド有性生殖の起源も細菌が「感染」によって遺伝子を増やしたのが始まりであり「遺伝子の水平伝播」が進化して有性生殖になった。
実際、精子が受精して増殖する様子はウイルスが感染によって増殖するのと良く似ている。

遺伝子の伝達手段としては垂直遺伝よりも水平遺伝の方が古く、ノーマルな現象である。
ウイルス進化論的に考えるとテレゴニーが起きるのは不思議でも何でもなく、むしろ自然であり当たり前。
妊娠するとマイクロキメリズムで胎児の細胞が母親の体内に混ざり、胎児の細胞を介して母親の側にも父親の遺伝子が水平伝播し、それが第二子にテレゴニーするのでしょう。

本来遺伝しない筈の父親のミトコンドリアDNAが一部の臓器から見つかったミトコンドリア病患者の体内からは、母親のミトコンドリアDNAと父親のミトコンドリアDNAがミックスされた細胞も見つかっている。
同じ人間の中に異なる遺伝子を持つ細胞があると両方の遺伝子が混ざり合うと言う事が実際にあるのです。

テレゴニー否定派は、まず「ウイルス進化論」が完全に間違いである事を証明すべきである。
それができないのであれば、テレゴニーもまた否定できないと言う事が、ご理解いただけると思います(暗黒微笑)

【関連リンク】
バクテリアが集団化して動物になった?
細胞核をもつ真核生物はウイルスから進化した?
ゲノム解析が明らかにするウイルスとの共進化
脳の認知機能に重要なレトロトランスポゾン由来の獲得遺伝子を発見
マダニは血を吸って恐竜から遺伝子を獲得
ヒトゲノムに(レトロウイルスではない)ウイルス遺伝子を発見

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テレゴニー:三つの可能性

モザイク前の夫の特徴が別の男との間に生んだ子に遺伝するテレゴニーは従来の常識では説明が付かなかった。
しかし最新の科学では逆にテレゴニーを完全否定する方が難しくなっている。ここではテレゴニーを引きおこす3つの可能性について述べてみたい。

1. 前夫の細胞が子供に混ざる

母親と胎児の間で互いに細胞が行き来するマイクロキメリズムと呼ばれる現象がある。
母親の体内に残った兄弟の細胞が胎児に移行する事もあるので、前夫の細胞が赤ん坊の体の中に混ざってしまう。

長男/長女に比べて二番目以降に生まれた子供は体が虚弱になりがちだそうだが、これは長子の細胞が弟/妹の体内に混ざり、免疫の反応をおかしくさせているためらしい。
マイクロキメリズムで残った前夫の細胞が遺伝子の発現に影響を与えるかは不明だが、免疫などに悪い影響を与えるのは確かでしょう。
出産経験がなくても中絶を経験していればマイクロキメリズムが起こると思われるので、気になるなら注意が必要ですw

2. 夫婦は似てくる。ならば前夫とも

「夫婦は似てくる」とよく言われますが、これは妊娠で夫の遺伝子を取り込んだ事によって妻の体に何らかのエピジェネティクスな変化が起き、夫に似てくるためではないでしょうか?
母親が父親に似てくるなら、前夫にも似るでしょう。母親が変化した事によって子供が前夫の特徴を備える事があるかも知れません。

3. キメラDNA

マーモセットでは珍しくないのだが人間でも稀に体の中に複数のDNAを持って生まれてくる人がいるらしい。
胎児の中に前夫の細胞が混ざってしまった為にキメラDNAになり体の一部が前夫に似るという事もありえるのではないか?

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【追記】
シャロン・モアレム著『迷惑な進化』によると「ある種のレトロウイルスは体細胞のDNAを生殖細胞に伝えることができる」そうです。
レトロウイルスは胎盤の形成にも関与している為、全ての人の遺伝子の中に何らかのレトロウイルスが存在します。
つまりマイクロキメリズムで残った胎児の細胞が、レトロウイルスの力を借りて母親の生殖細胞に遺伝子を伝える事は理論上は可能なのです。

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