兄妹/親子間の近親相姦で妊娠した場合、半数の子供が障害を持って生まれてくる。これだけ確率が高ければ原始人であっても経験的に近親相姦のヤバさに気がつく。
世界中で近親相姦がタブーになっているのは、純粋に生まれてくる子供の奇形リスクが高過ぎるからで文化的な理由ではない。
「約50%の確率で障害児が生まれるなら、産むべきではない」と考えるのが世界共通の常識的な考えだと言う事でしょう。
では「いとこ婚」ならどうだろう?いとこ同士の場合でも10人に1人は障害児が生まれる。約10%のリスクなら許容できるだろうか?
1/10の確率なら知ってて産む人もいるかも知れない。
まったくの他人同士でも世界平均で1%の子供が障害を持って生まれてくる。1%なら良いのだろうか?
ダウン症の人の幸福感は健常者より高い
障害者だから不幸だとは限らないし健常者だったら幸せな訳でもない。障害者並みに不幸な人間なんて人口の10%以上いるだろう。
生まれてくる子供が障害者よりも不幸になる確率が高い状況で産むのは許される行為なのか?
1%の確率で子供が障害を持って生まれてくると言う事実すら、殆どの親は知らずに出産してる。成長過程で障害が発生する子供は更にその数倍いるのに。
近親相姦に肯定的な人間でも、生まれてくる子供の半数が奇形と知れば気が変わるだろう。
いとこ婚した人間だって子供の10人に1人が障害児になると知っていたら産むのをためらう人間もいる筈だ。
「不幸な子供」を減らすには、親や周囲の人間が「子供が不幸になるリスク」を正しく認識する事が重要だ。そしてリスクが高い場合は子作りを止めるべきである。
人口の半分は平均以下
無事生まれた所で6.5%が発達障害として育ち、1割はサイコパスかそれに近い人々で、4人に1人は生涯に一度はうつ病になり、半数が癌を発症する。
そうやってボロボロになりながら、最後に人は必ず死ぬ。
長い目で見ると人間の致死率は100%だ。100%死ぬ苦しみを味わうと分かってるのに産むの?
不幸のリスクがゼロになる事は絶対にない。一番良いのは誰も産まない事だ。子作りなんて完全に親のエゴなのだから。
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