反出生主義に関する事柄についてのメモです。

反出生主義者ってどんな人?

ほとんどメンヘラw 別に平均より賢いとかそんな事はないと思う。むしろメンヘラの平均IQは一般より低めなので全体としては反出生主義者の知能も平均以下の可能性が高い。
反出生主義者を自称してても実際にはメンヘラゆえに優生学的な理由で子孫を残したくないだけだったりする(優生思想との区別が付いていない)。

反出生主義を広めるには?

反出生主義の論理はシンプルなので未成年でも理解可能。難しい議論は必要ありません。「反出生主義」の概要を教えてあげるだけで殆どの人は納得するはず。
反出生主義を頑なに否定する人は「迷信」にとらわれている。正しい知識があれば反出生主義は否定できない。

残念ながら一部のオカルト信者などを改心させるのは不可能。彼らに論理は通じません。そこはスルーして他のまともな多数派の説得を試みましょう。

カントの義務論

トロッコ問題功利主義と義務論の問題だと解説されている。反出生主義は義務論の側に立つ。
社会の利益の為に子供を犠牲にする事に反対し、例え人生の喜びが苦痛を上回っていたとしても、僅かでも苦痛が存在するなら子供の同意を得ずに出産を行うのは非倫理的であり許されないと考えるのが反出生主義の精神だ。

現代の奴隷制度

社会が他人に子供を産ませようとするのは「奴隷」を欲しているからだ。子供のために産むのではなく子供から利益を得ようとしている。
人口を増やしたいだけなら移民を受け入れれば良いのに、そうしないのは移民が従順な奴隷になりそうもないから。

反出生主義は奴隷制度に反対するのと同じ事であって、それは当然の主張なのです。
しかしながら奴隷から利益を得ているか、自分が奴隷だと気付いていない人たちがかたくなに奴隷制度を支持している。
間違った行いを止めさせる為に反出生主義はもっと勢力を広めなくてはならない。

仏教

仏教は紛れもなく反出生主義の教えであって、まさに原点にして頂点。ショーペンハウアーも「自分とブッダは同じ事を教えている」と言っている。
僧侶の妻帯を認めている日本仏教はもはや仏教ではない。仏教は「反出生主義の実践による解脱(生きる苦しみからの解放)」を目指す思想で、それ以外の何物でもない。

無知のヴェール

子供は親を選べない。北朝鮮やアフリカに生まれるかも知れないし、先進国でも貧困だったり毒親の元に生まれるかも知れない。
無知のヴェールを被って考えたなら生まれるより生まれない方が無難な筈だ。
地球に生きる全ての生物にとっても人間の数は増えるより減った方が絶対に良い。

利己的遺伝子/無神論

リチャード・ドーキンスの利己的遺伝子論は反出生主義にとって極めて重要だと思う。
容赦のない無神論で繁殖の無意味さを悟らなければ、反出生主義を心からは受容できないかも知れない。

エントロピー

反出生主義を構成する諸々の理屈はエントロピー増大の法則に従っている。物理法則に適合しているからこそ、反出生主義は真理だと感じる。
永遠なんてない生命の始まりも、死も、知能の進化も、文明の発展も、宇宙の終わりも、全てエントロピーが関与している。
この「必然的な流れ」の帰着として反出生主義は存在している。
文明が発展し人々のIQが高まったなら、果たして子供を産む人間は増えるだろうか?
文明の発達が必然ならば、この流れを促進し文明を前進させる事が反出生主義の普及につながります。

老子の道(タオ)

老荘思想の「道(タオ)」と言うのもエントロピーの事ではなかろうか?
「人はみなひたすら死を逃れんと欲し、生より逃るることを知らず」と老子も反出生主義的な発言をしている。宇宙の中では生命の方が不自然なのであって、真の自然派なら「生まれてこない方が良い」と考えるのは当然でしょう。

ニーチェ

ショーペンハウアーの思想は完成された物だった。それをニーチェが改悪した。
素直にシンプルに考えたら反出生主義に行き着くのに、生をアクロバティック擁護したニーチェの思想なんて所詮は狂人のたわ言。
ニーチェ思想がナチズムに発展した事も忘れてはならない。

ジャイナ教

仏教とジャイナ教は色々と似すぎている。多分、仏教の方がジャイナ教をパクってる。
ジャイナ教の戒律の方がより厳しく原理的で、それをマイルドにしたのが仏教だろう。仏教の方が世界的に広まっている事からも分かる様に厳しすぎる教義は普及しにくい。
反出生主義も原理主義的になり過ぎると成功しない。ゆるくて良いから時間をかけて確実に定着させるべき。

瞑想と禁欲

瞑想すると本能的な感情が抑制されて反出生主義を受け入れやすくなる。反出生主義を貫くには禁欲のトレーニングも必要です。

生存者バイアス

生まれる前に中絶された胎児、火事で焼け死んだ人間、貧困で誰にも助けてもらえず餓死したり自殺した人々・・・
文字通り「死ぬほどの苦痛」を味わった人間の絶望と悲しみが生きている人間に伝わる事はない。死人に口なしで死者は体験を伝える事ができないから。
少なからぬ人間が無念の死を遂げる。その存在を無視して勘定に入れず「生」の素晴らしい面だけ強調するのは誤りだ。
生存者バイアスの歪みを正すために、我々は生きねばならない。そしてまだ生まれていない人間の代弁者となろう。
死を避ける唯一の方法は「生まれてこない事」だけなのだから。

フリン効果

人類のIQは向上し続けている。宗教を信じている人は子供を産む数が多いそうだが、一般にIQが高い国ほど宗教を信じている人の割合は少なくなる。
フリン効果が続く限り世界中で世俗化が進んで宗教の影響は弱まっていくだろう。それによって自然と世界規模で少子化になるから、反出生主義に希望はある。

平均への回帰

反出生主義を理解しない人間が子供を作ったとしても、遺伝は「平均へ回帰」する法則があるので子は親の代より平均に近づく。平均が少子化傾向なら、子沢山の家の子供もいずれは少子化になる。

ビーガン

海外の反出生主義者にはビーガン(完全菜食主義)が多い。動物に対しても「思いやり」の気持ちを持ち、動物の権利を擁護し、種差別主義に反対している。
反出生主義の入り口は一つじゃない。動物の権利の拡大は反出生主義の勢力拡大に役立つでしょう。

甘い嘘より苦い真実

レッドピル
男性の自由を守るために結婚・子作りを否定するMGTOW運動と言うのがあって、そこでは頻繁に「レッド・ピル」と言う言葉が使われている。
映画『マトリックス』で使われていた比喩で、幻想の世界で生きる青と、痛ましい現実を知る赤のどちらを選択するかと言う意味だが、苦くても真実を知りたがるのが人間のサガだ。
それもまた本能です。

Happiness is for pigs, I choose the truth.
-- Herman Tønnessen